公家武者 松平信平 狐のちょうちん (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110585

感想・レビュー・書評

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  • 2022.11.04

  • 家光の正妻の孝子を頼って江戸に出てきた孝子の異母弟、信平。
    家光に微禄ながら旗本として認められて、江戸に暮らすことになる。

    深川の街中を直衣姿で歩くとか、衝撃的。
    時代劇でありそうだけど、飄々とした美男子、舞うような剣、となると誰がやっても物足りないかも。

    道場での陰湿なイジメ。
    孤児の掏摸が発端のるべうす事件。
    道場仲間の身分差の行方と友情。
    夜中にふらりと現れる美女に奪われたものとは。

  • 時代小説なのに主人公の信平が漫画の主人公みたいにかっこよくて、とても読みやすい。
    大体1章ずつ読み切りになっているので、あっという間にシリーズ読みきってしまいます。

  • 公家の世界なんてわからないけど、なかなかな暮らしにくそうなんですね。

  • 最初は創作の人物かと思ったのですが、実在した人みたいですね。徳川家光の義理の弟(御台所の実弟)で、公家の鷹司家の血を引いた公家から武士なったんですね、全然知らなかった。
    幕府からお目付け役もつけられるぐらい警戒されているけど、本人は飄々と過ごして過ごしています。第二話になると、いきなり3年飛んでいます。
    これぞ時代劇!って感じの勧善懲悪物語です。
    あと9冊出ているみたいなので、楽しみです。

  • あっさりサクサク読める、そしてお約束っぽいながらとても楽しく読ませる構成に大満足。
    今まで出会えてなかったのが、ちょっと悔しい。

  • 公家から訳あって武家に入った剣の達人である信平、お世話役の善衛門と、お初。世話役二人、特にお初の謎の多い印象が。巻が進むにつれて、姿がはっきりしていくのかな?
    松姫との関係も今後、気になります。
    ずっと気になっていたシリーズ。読み始めに苦労しましたが、1話終わる頃から楽しくなってきました。

  • 昔やってたテレビの時代劇を思い出します。事件が起きて、下手人を捜して証拠を集めて、黒幕のところに乗り込んで……。「曲者じゃ!であえ〜!であえ〜!!」ざしゅ!どしゅ!「成敗!!」みたいな。……大好きなノリです。また、見たいです。こんな、ドラマ。すごくライトな時代物ですので、高尚な文学をお望みの方には向きません。漫画ではわからなかった背景もわかりました。難しいこと書いてないのでさらっと読めます。このノリは本当、ドラマで見てみたい。松姫もちらっと出て来ますけど、本格的な登場は次巻ですかね。楽しみ。

  • 面白かった。まんがも面白かったけど、全然雰囲気違うけどこれもまた面白かった。

  • 公家武者誕生
    るべうす事件
    約束
    狐のちょうちん

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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