誘惑はどこまでも甘く (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576120195

作品紹介・あらすじ

海外でのビジネススクールの受験に失敗し、帰国の飛行機も大雪で欠航。失意のどん底にいる透也に声をかけたのは、上流階級の空気を纏う美貌のギリシア人・アレクシオだった。「光栄だよ、トーヤの最初の男になれるなんて」-アレクシオの甘く優しい愛撫は、つらい現実から目をそむけたい透也の望みを叶えてくれた。だが遊びで始まった関係のはずが、アレクシオは昼も夜もなく透也を求め、溢れんばかりの愛情を注いできて-。年下の大富豪×傷心の日本人留学生の運命を変えるラブロマン。

感想・レビュー・書評

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  • 目標を見失い、自暴自棄になった透也。そんな時に出会ったアレクが、とことん甘やかそうとするのが楽しかった。ちゃんと話していないから起きるすれ違いはもどかしかったけれど。
    アレクとの暮らしのなかで少しずつ元気になって、気の強さが見せ始める透也。媚びもせずに遠慮なく言いたいことを言うのが、アレクには新鮮だったのかも。新しい目標を見つけた2人には、お互いに補い合いながら、楽しく暮らしていって欲しい。

  • セレブで、ラブラブ、甘甘。うるっですよ、きゅんですよ。

  • 年下セレブ×自暴自棄なノンケのアバンチュールもの。
    BLというよりはいっそハーレクイン的?(笑)

    なんとこの作品、出会って最初の5日間…ずっとベッドの上で愛されっぱなし(笑)
    ここまでエロの濃い小塚さんは久々でした(ちょっと移動を挟んでほぼ100Pに渡りHシーン)。

    「嫌がることはしない」なんて言いながら、結局欲望に負けちゃう攻め様は腐る程見てきましたが、アレクシオは最初こそ本当に紳士的。
    いちいち「この続きは?」と許可を求めるのが、余計にエロいしねちっこい(笑)まぁ、ALL OK!となったら前述した通り、受けのトーヤを身も世もなく乱しまくる訳ですが…。
    ラテン系ということもあり、最中のセリフが甘いのなんの( *´艸)

    内容的にも、ベッドの中以外でも甘やかしたい攻め様と、与えれれるだけなんて!っていう受けの対比が面白かったです。
    どん底の状態から、運命的な出会いを経て未来を見つめ直し、現実から逃げている甘えったれな攻め様をも更生させるような男前な受けは、中々良かったと思います。

    この作品「オリーブオイル」がキーアイテムとして出てきます。
    昨今の某お料理番組のせいで、つい笑いが込み上げてしまい…。

  • 受け攻めどちらかがダメなところから始まって、それが出会ったことによって成長する話しはよくあるけれど、どっちもダメダメで成長する話しは珍しいなと。

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