愛は弾丸のように (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576120782

感想・レビュー・書評

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  • 元SEAL隊員という経歴を活かし、警備会社を営むサムは、同じフロアで翻訳会社を経営する美女ニコールに一目惚れ。困ったところに手を貸したお礼として、ちゃっかりデートにこぎつけ、ニコールに「血液の代わりに血管にはホルモンが流れている」と言わしめる。ニコールが好きすぎて時には反省したりヘコんだりするが、知らぬ間にアメリカを標的とするテロに巻き込まれ拉致されたニコールの救出とか、やる時はやる男。何より自らの不幸な生い立ちから、人にはトコトン情の深い所がとても素敵。ハリー、マイクとの堅く熱い熱い兄弟の絆が痺れる。次巻の期待が高まる!

  • 軍人あがりのセキュリティ会社経営の暑苦しい絶倫ヒーローと美しく繊細な女性。あら、どこかで読んだかも。リサマリ節はブレがありませんね。安心して読めます。残り二人の兄弟も暑苦しそうだけど読みたいと思ってしまうのがリサマリ先生。

  • スピード感があってグイグイ読める リサマリお得意の元SEALで野獣のヒーロー ヒロインはお決まりの超美女(才色兼備)ヒロインが父親の介護による金銭問題にぶつかっても最後まで自宅で看取ると決めた根性に父親への尊敬と情愛の深さが感じられる

  • 警備会社ヒーローx翻訳会社ヒロイン

    デンジャラスシリーズより好きです。
    自信の無さが、真夜中シリーズのコワルスキに似てるかな。

  • 久々に現代モノ読んだけど、面白かった( ´ ▽ ` )ノ


    内容(「BOOK」データベースより)
    重病の父のために国連での仕事を辞め、新たに翻訳会社を立ち上げたニコール。仕事と看病に追われる毎日を過ごしていたが、ある日、事務所の鍵を失くし困っていたところ、屈強そうな見知らぬ男に助けられる。男の名はサム。向かいのセキュリティ会社を経営する元SEAL隊員だった。ニコールはお礼として食事の誘いを受け、サムの熱意に押されるように一夜をともにするが、自らもまた彼を強く求めていることが怖くなり、避けるように帰宅する。そんななか、彼女の事務所に侵入者の影が…。

  • ※「これがロマンス小説だから」という意見を承知の上で。

    今回のヒーローはあまり好きになれなかった。
    自分が目下、ヒロインと似た境遇にあるせいか
    その状況にある相手に無理強いしている印象があったんだよね。
    物語進行上仕方ないと分かっていてもね。

    あと、初めの頃、ヒーローが勝ち誇った表情をしたくだりがあったんだけど
    その時点で「こいつ、ライスヒーローのくせに生意気!」と思った。
    自分にとっては ライスヒーロー=笑われつつもかわいげのある愛され男 なので。
    ヒロイン叔母(父の妹)の気持ちで読んでたかも。
    「兄さん、ほんとこんな洗練されてない男に姪をやってもいいの?」的なw

  • シリーズ1作目 父親の看護の為に翻訳会社を立ち上げたニコール・ピアスと、同じビルの警備会社経営者の元SEALサム・レストンのロマンス。相変わらずの官能シーンには堪能できます。偶然テロ組織の情報を知ってしまったヒロインを、危機一髪で助けるのが作為的ではありますが楽しかったです。テロ組織の黒幕がロンドンへ向かったので、引きつづき二人目の物語も楽しみです。この作者のヒロインはみんなでっかい婚約指輪をして、手袋がはめられなくなるのが笑える。

  • 購入済

    内容(「BOOK」データベースより)
    重病の父のために国連での仕事を辞め、新たに翻訳会社を立ち上げたニコール。仕事と看病に追われる毎日を過ごしていたが、ある日、事務所の鍵を失くし困っていたところ、屈強そうな見知らぬ男に助けられる。男の名はサム。向かいのセキュリティ会社を経営する元SEAL隊員だった。ニコールはお礼として食事の誘いを受け、サムの熱意に押されるように一夜をともにするが、自らもまた彼を強く求めていることが怖くなり、避けるように帰宅する。そんななか、彼女の事務所に侵入者の影が…。

    何が原因かわからないというのがとても恐ろしいことだと改めて思う。
    サムの仕事がどんなものかもう少し
    読みたかった。
    ニコールのお父さん素敵。彼女の頑なさが儚さを感じさせるものでいいなって思いました。

    Into the Crossfire by Lisa Marie Rice

  • 翻訳会社を立ち上げたばかりのヒロインにひと目惚れした向かいのセキュリティ会社の経営者ヒーロー(お約束の元SEAL)。虎視眈々と付け入る隙を狙ってた様子がすご〜くわかる野獣系ヒーローは 暗殺者からヒロインを護るため大活躍。危機的状況に対してもやはり抜かりないストーカーヒーローは手をうってた。さすがだストーカーくん。例えばどこへ逃亡しても凄い確率でヒロインの居場所はバレて彼に捕獲されるわけだが いいのか悪いのか深く考えちゃダメ。作戦大成功。
    過去作品と類似してる内容のような気がするが 好きなのライス作品。

  • いつも通りで安心しながら読めました。
    ただ、展開とか言い回しとか。
    そう言ったところがマンネリ化してきた感は否めません。
    飽きる人はもうそろそろ離れそうです。

    と言いながら、私はリサ節が好きだし、この人のヒーローが大好き!!
    思考回路が良くも悪くも原始的(笑)

    新鮮さを求めるならこの作者の作品は合わないかもしれませんが、この作者のスタンスが好きなら確実にはまってしまうでしょう。

    私は今回も楽しめました。
    残す2人のロマンスも早いとこ、コンスタントに翻訳・発売して欲しい物です♪

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著者プロフィール

Lisa Marie Rice
リサ・マリー・ライス
1951年アメリカ生まれ。翻訳者、通訳を経て小説家に転身。官能に彩られたロマンティック・サスペンスを中心に旺盛な創作活動を展開。『真夜中の男』(扶桑社ロマンス)で2004年のシズラー・アワードの最優秀ロマンティック・サスペンス賞を受賞。2014年より〈真夜中〉シリーズを再始動する。

「2023年 『真夜中の抱擁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

リサ・マリー・ライスの作品

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