- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576130873
作品紹介・あらすじ
門脇組傘下の組長同士である椿と剣持は犬猿の仲。そんな二人が組員とともに結核にかかり、世間から隔離された病棟で三ヶ月を過ごすことに。その上、椿は剣持と二人部屋。しかし、拝金主義の冷徹な男かと思っていた剣持の、組長としての度量を見せられこれまでのイメージを覆される。だが、性奉仕をかけた花札勝負に負けた剣持は、律儀に約束を守ると椿を押し倒し、はては証拠写真を盾に毎晩奉仕をさせろと脅してきて…。これ、なんかおかしくねーか!?
感想・レビュー・書評
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同じ傘下の組長同士で犬猿の仲の椿と剣持。
組員と共に結核にかかり入院する事に。
2人部屋に同室となりおかしな賭けをし剣持に無理やり性的奉仕される羽目になり…。
コメディとあり、どんなのかと思いながら読みましたがそれ程コメディは強くないと思いました。
剣持が椿を好き過ぎて暴走してしまってそして脅迫紛いで、と嫌われていると思っていた椿にとっては訳がわかるはずもなくてその気持ちの行き違いが読ませてくれました。
椿も剣持に対しては分からない感情を抱いていたからこそ始まりは強姦に近いものがあっても許してしまっていたわけで。
見つめる眼差しも暑すぎるとただの睨みになってしまうのかと学びました。
剣持に命を懸けて守りれてはっきりと自分の気持ちを自覚して、でも中々認められなくてと椿のもだもだ感に剣持の言葉は痺れました。
剣持から貰った恋愛成就のお守り、回り回って戻って効いて良かったなと。
とあるシーンの椿の「え?やだ、もしかしてこの人変態?」気持ちは爆笑しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そのまま。ヤクザのある組の下位組織の中の2つが結核に感染して、組長同士が同室に。
なんかソリの合わない二人だったのできまずい始まりだったはずなのに、インテリ系の剣持がやたらと椿に「奉仕」してきて、それにすごーーーーく戸惑う椿。
一体どういうつもりなのかモヤモヤ・・・。だんだん剣持のことばっかり考えてしまう椿。どうやら剣持のことを誤解していた・・・?
ドタバタやくざコメディです。そんなシリアスな事件とかも起こらないし、基本的に隔離病棟でのあれこれって感じです。恋愛成就のお守り持ってたりするカワイイやつらです。 -
無理があるだろう!って突っ込みたくなるお素敵なご奉仕展開に、にやにや。
最近の松雪さんのラブコメはクオリティ高くてどれも面白いです。
やくざ(インテリ)×やくざ(武闘派)です。
舞台が病院のふたり部屋。
そんなところで、あんなことやこんなことがおきます♪ -
読んでてあっちこっち無理があるなぁって感じでくっついたけど結局ベタ惚れだったのよね。自分不器用ですから…ってwwww
どっちかというと入院するまでのストーリー展開がおかしすぎてよかったなぁwwwwあげくあのイラストなんだもんwwww -
タイトルと設定で買いや!とw
ヤクザと名前はついてるものの、ガチな任侠ものじゃないと
事前調査済み(苦手なんで)
中身は案外、普通のBLだったような気がします。
タイトルがインパクトありすぎてw -
この作者さんはどうしてもオヤジ受けが基本に違いない!