魯山人美味の真髄

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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576970738

作品紹介・あらすじ

日本料理の風味、雅趣を追い求め芸術にまで高めた天才-。美と食の巨人、魯山人が遺した食の名言を集大成。

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    北大路魯山人 明治16年(1883)〜昭和34年(1959)
    麹町の星岡茶寮は、自身の美食を追求するばかりか、子女のお行儀見習いの場所ともしていた。
    魯山人のことば
    ・飽きるまで食らう:ほんとうにものの味がわかるためには、飽きるまで食って、この飽きが来たときはじめてものの味がはっきりわかるようになる。
    ・つまらないものを食っていっこうに気にしない人間になるな
    ・元来「料理」とは理を料るということで、「ものの道理を料る」意味。割烹を指すのではない。
    ・材料の功:料理に一番大切なことと言えば、材料のよしあしをしること。持ち前の味を失わないように心遣いをするのが根本の精神。
    ・日常料理は常に自分の身辺から新しい材料を選びこみ上げてくる真心で作る。
    ・低級な人は低級な味を好み、低級な料理と交わって安堵し、また低級な料理を作る。
    ・料理も手法を知ったという程度では身に付いているというのではなく、何度も何度も繰り返し繰り返し作ることにより熟練と美味自在に達します。
    ・料理を作るのは人、人づくりが要。
    ・料理をする根本は親切でなくてはならない。魂の入った真剣なものでなくてはならない。
    ・たとえていうなら家庭料理は真実の人生であり、料理屋の料理は見かけだけの芝居だ。
    ・さし:料理はせいぜい五人以下で味わうべき物で、本当言うと、私が作る、あなたが食す、つまり"さし"で行かなければほんとうには味わえない。

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