- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577022887
作品紹介・あらすじ
世界中でながく愛されつづけている『おやすみなさいのほん』のマーガレット・ワイズ・ブラウンとカルデコット賞受賞画家のレナード・ワイスガードのコンビがおくる一冊。日々、目にうつるものたちを新鮮なおどろきをもって自由にとらえたこの本は、1949年に最初に出版されて以来おおくの人々によみつがれている。
感想・レビュー・書評
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やはり、私も最後のメッセージが印象的だった。
今でこそ、様々な媒体で、こうした生き方の肯定を目にすることはできるが・・・私が青春時代を過ごした頃にも、あったのだろうか?
いや、あったのだろう。
私が探そうとしなかっただけだ、きっと。
ただ、はっきり、その通りだと肯けない項目もいくつかあり、別にたいせつなことを、ひとつに絞らなくてもいいのではなんて、捻くれた考えを持ったりして。
嫌だねえ、ほんと。
それだけ、現在は多様な価値観を書く本が増えたからだという、都合のいい解釈にしておこう。
これも私なんだから。
それでも、今現在、人生に生きづらさを感じている、若い方にお勧めしたい絵本で、最後のメッセージを読んだ後で、全てが繫がったと解釈する方もいるだろうし、どうせだったら、人生の早い段階で知っておいた方が絶対に良いと、私は思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あたりまえのことに気づかせてくれる。
あなたがあなたであること。
ことばをかみしめてゆっくり読みたい絵本。 -
素直に読めれたらな… 考え出したら難しく捉えてしまって絵本と心の間に見えない隔たりがあるような感覚になってしまいました。
さいごの ″あなたがあなたであること″
ありのままの大切さを、命を宿す色んななものの視点から伝えてくれるこの絵本は、読み手がわへ癒しを与えてくれるメッセージ性のある絵本だと思います。
私は、ありのままの自分ってなんだろう…よくそんな事を考えてしまい、そんな迷路からまだ抜け出せる兆しがないので絵本との距離をつくってしまったように思います、、。
親切なときも、猫かぶってるときも、怒っているときも…どんなときの自分も、自分に他ならないのだと思うのですが。笑
またいつか、読む機会が巡ってくることを願って。。
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様々なものの存在意義、個性の大切さを優しく語り掛けてくる絵本です。
雨や雪、草やリンゴ、世の中にあるもの全てが十人十色です。
さて、我々一人一人に備わる“たいせつなこと”とは何でしょうか。 -
今、自分はちゃんとできてるかな…
今、自分はどうしたいのか…
お母さん(私)ってずーっと子どものこと、家のこと、仕事のこと、ごはんのことを考えてる。
ずっと怒ってる自分がいたり、あ、これやらなきゃって時間に追われてて…
自分ってなんだっけ?って最近ふと思ってた。
この絵本読んで、『あ……』って
なんだかしっくりきました。笑
まだ、子どもには読んでないけど、読んだときに感想を聞きたい絵本です。 -
卒業式のシーズンにいい本として勧めていただいた本。最後の1ページが良い。
内田也哉子さんの訳だそう。 -
大切なことは自分が自分でいること。
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1949年に出版されて以来、70年以上の時を超えて読み継がれてきた、アメリカの絵本作家マーガレット・W・ブラウンと画家レナ-ド・ウィスガ-ドのコンビによる、この世界に存在する〝大切なこと〟を問いかけた心ゆさぶる絵本です。 例えば・・・「グラス」にとって大切なのは、向こう側が透けて見えること、空から落ちてくる「雨」にとって大切なのは、瑞々しく潤すということ、 「空」はいつも、そこに在るということ・・・ひとが生きていくうえでの大切なことを、やさしく諭してくれています。
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最初はそんなに惹きつけられることもなく読んでたけど、
だんだん人や物にとって大切なことって、シンプルってわかった。
風がふく、空がある、私がいる。