- Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577028667
感想・レビュー・書評
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★★★☆☆
子どもの権利条約に沿って、世界の子どもたちが抱えている貧困・差別・紛争・虐待・宗教などの問題を。
桜井さんが撮った子どもたちの写真と。
条約のことよりも、「搾取」とはなんであるか、「難民」とはなんであるか、問題の提起と定義を。
(まっきー) -
子ども達の写真と共に、引用されている「子どもの権利条約」と読むと、全く守られていないではないかという思いに満たされ、憤りを感じるし、また、申し訳ない思いもした。
この子ども権利条約を批准したのは大人達。それを守る義務がある。
これを本気で守るならば、戦争は決してできないはず。
大人達の私利私欲のために、子ども達を犠牲にすることはどんな理由があっても許されることではない。 -
国連総会で日本が「子どもの権利条約」を批准したのが1994年のこと。
さて、それから子どもたちを取り巻く環境はよい方向へ変わっているのか・・・
子どもの権利条約 前文(要約)
子どもたちは肌の色、使っている言葉、家族のことなど、どんなことを理由にしても差別されない。
国連憲章において宣言された、平和、尊厳、寛容、自由、平等などの精神によって、子どもは育てられ、子どもの生活環境を守るために国際社会は協力する。
http://www2.ohchr.org/english/law/crc.htm -
子供用だけど内容はとてもよかった。子どもの権利はあるのになんてむなしいんだろう。でも生きる権利があることを切実に伝えている強いメッセージをもつ本。