おならくらげ (おはなしのまど 3)

著者 : ささきあり

• フレーベル館 (2015年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

小学2年生のヒロキは、みんなにわらわれ、カンタにはのろまといわれて、しょんぼり。じぶんがいやだ、カンタなんてきらいだ!とおふろの中で思ったとたん、ぶぷうーっ。出てきたおならがしゃべりだして、ヒロキはびっくり!心の中から出てきたという、おならくらげ。みんなもおならをしたら、会えるかな?小学校低学年から。

感想・レビュー・書評

[ゆうさんの感想 · 2022年2月18日]

ザ・キャビンカンパニーのカラフルな絵が好きなので、モノクロはちょっと物足りなかった。

[スネイプさんの感想 · 2021年7月8日]

低学年向け
夏向け？
なかなかいい話

[bunkaさんの感想 · 2019年2月12日]

自分のことがいやだったり、ほかの人がうらやましかったり、思うようにならないと悩んでいるこどもたちが、元気になれるお話です。
みんなおんなじように悩んでいたりするんだな、だめだと思っていた自分をうらやましいと思っている子もいたりね♪

ヒロキはいろんなことがうまくできなくて悩んでいました。ある日お風呂でおならをすると、
おならくらげが出てきます。
おならくらげは心の中にいるんだって、
でてきて応援してくれる。

ほんわか幸せになれる絵本

[れもんさんの感想 · 2016年1月11日]

いじわるカンタに「のろま」って言われたヒロキ。
おふろでクヨクヨしていたときにおならが出ちゃった。
ところがおならのアワは消えずに、しゃべったからビックリ！
クラゲのようなそいつはヒロキをなぐさめてくれた。

次の日、学校でもおならが出ちゃって、ふたたびあらわれたおならくらげがナナちゃんに見つかっちゃった。

著者プロフィール

《作者》 ささきあり
一般社団法人 日本児童文芸家協会会員。『おならくらげ』（フレーベル館）で第27回ひろすけ童話賞、『ぼくらがつくった学校』（佼成出版社）で第3回児童ペン賞ノンフィクション賞を受賞。『おんなのこの めいさく だいすきシリーズ』（西東社）など、著書多数。2022年より島根県に在住し、児童書を執筆しながら、認定NPOカタリバの非常勤職員としてこどもたちにも関わっている。

「2023年 『未来につながるよみきかせ SDGsのお話17』 で使われていた紹介文から引用しています。」