- Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577043981
感想・レビュー・書評
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友だちの気持ちをくみ取り大切にする心を持つこと‥奥深い1冊。
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未央(みお)はなかよしのマミちゃんとケンカして、心は曇り空。せっかくの土曜日なのに、天気も曇りで、雨が降りそう。
1人でも遊べるもん、と強がってみたけど、あいにく、お気に入りのイチゴ模様の傘は壊れていた。
そんな時、傘修理屋さんの呼び声が聞こえてきて…
小柄で全身青い服を着た、小人の魔法使いみたいな傘修理屋のおじいさんが、イチゴの傘の代わりに貸してくれた「くもりがさ」
雨降るといろんな顔が浮きあがってみえる、見る人を笑顔にしてくれる傘でした。
未央はその傘でマミちゃんとも仲直りして、くもりがさが欲しくなるのですが… -
なかよしのマミちゃんとけんかをして、元気がない未央。
お天気が悪いので傘を持って出かけようとしましたが、お気に入りの傘がこわれているのを思い出しました。
そんな時、「傘のしゅうりをします」という声が聞こえてきました。
未央が急いで呼び止めると、青いレインコートを着た白髭のおじいさんが振り返りました。
おじいさんは、未央の傘を修理するあいだ、代わりに「くもりがさ」という傘をかしてくれました。 -
自分と他者との違いや立場を思いやる気持ちを、分かりやすく表現していて、よかったです。お話と挿絵がよく合っています。
小学校低学年くらいから。