日がさ雨がさくもりがさ (おはなしのまど 4)

著者 :
  • フレーベル館
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  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577043981

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  • 友だちの気持ちをくみ取り大切にする心を持つこと‥奥深い1冊。

  • 未央(みお)はなかよしのマミちゃんとケンカして、心は曇り空。せっかくの土曜日なのに、天気も曇りで、雨が降りそう。
    1人でも遊べるもん、と強がってみたけど、あいにく、お気に入りのイチゴ模様の傘は壊れていた。
    そんな時、傘修理屋さんの呼び声が聞こえてきて…

    小柄で全身青い服を着た、小人の魔法使いみたいな傘修理屋のおじいさんが、イチゴの傘の代わりに貸してくれた「くもりがさ」
    雨降るといろんな顔が浮きあがってみえる、見る人を笑顔にしてくれる傘でした。

    未央はその傘でマミちゃんとも仲直りして、くもりがさが欲しくなるのですが…

  • なかよしのマミちゃんとけんかをして、元気がない未央。
    お天気が悪いので傘を持って出かけようとしましたが、お気に入りの傘がこわれているのを思い出しました。

    そんな時、「傘のしゅうりをします」という声が聞こえてきました。
    未央が急いで呼び止めると、青いレインコートを着た白髭のおじいさんが振り返りました。

    おじいさんは、未央の傘を修理するあいだ、代わりに「くもりがさ」という傘をかしてくれました。

  • 自分と他者との違いや立場を思いやる気持ちを、分かりやすく表現していて、よかったです。お話と挿絵がよく合っています。
    小学校低学年くらいから。

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著者プロフィール

『水色の足ひれ』(第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞・BL出版)で作家デビュー。主な著書に『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(第28回うつのみやこども賞受賞)『ぼくのネコがロボットになった』『リジェクション 心臓と死体と時速200km』『雨の日が好きな人』(以上、講談社)、『セイギのミカタ』(フレーベル館)、『つくられた心』(ポプラ社)、『一〇五度』(第64回青少年読書感想文全国コンクール中学校部門課題図書)、『アドリブ』(第60回日本児童文学者協会賞受賞)、『世界とキレル』(以上、あすなろ書房)など。
イタリア在住。日本児童文学者協会会員。季節風同人。

「2023年 『おはなしサイエンス AI(人工知能) ロボットは泣くのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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