おうちに帰って、ごはんにしよう

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  • 文化出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (99ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579207190

感想・レビュー・書評

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  • 行正り香さんの料理本。
    メイン×1・副菜×2・デザート×1といった形で、食卓に並ぶひと通りをまとめて紹介しているので組合せに悩む心配がありません。冷蔵庫に常備されている食材が使われているだけでなく、「この間に着替えて…」や「音楽を掛けて…」など料理だけに特化していないのも特徴です。
    決して大量にレシピが掲載されているわけではありませんが、料理の構成を始め、ご飯の炊き方、だしの適切な配合など、料理の基礎的な部分も紹介されている“痒いところに手が届く”料理本。

    もともと著者の他のエッセイから派生してこの料理本に辿り着いた私。料理を作業や義務としてではなく生活の一部として、手軽に美味しく楽しく作る秘訣が詰まっています。

  • 数品の料理を作る段取りが書かれていて親切。料理にまつわるエッセイも、ジーンと感動するものがあったりと、誰かのために料理することの喜びを感じられる本。

  • ★2015/3/18読了。

  • 何でもない物でも、この人のレシピで作ると不思議なくらい美味しく作れます。

    この本でのお気に入りは、冷凍プチトマトソースのパスタとまいたけご飯です。

  • 当時、電通のプロデューサーだった行正さんの著書。
    仕事が忙しいのに、簡単にできる工夫をしているところに行正さんの心の余裕や賢さを感じる。
    この本を見ていると、タイトルどおり、ちょっと今日はちゃんと料理しようかな、って気になれる。
    「自分の感覚はあてにしないことが料理のこつですよ」なんて、気取っていないところ、きっちりしているところも、感覚に頼りがちなわたしには新鮮。

    この本のいいところは、メイン、副菜、サラダ、デザート(しかも簡単ひと工夫レシピ)、足りない時にもう一品、と紹介されているところ。
    作る順番にレシピが紹介されていたり、さすが広告マン的なアイデアもよく、そのメニューに合った音楽とか、お酒の紹介なんかも楽しい。
    「作る手順」なんかも、お肉を解答して、まずは着替えてから・・・などと、現実的で親切。
    ただ、レイアウトはやや見にくい。

    行正さんの料理本で特に好きなのは、エッセイ。
    この本のエピソードも好きなものが多い。

  • 料理はもちろんですが、一緒に載っているエッセイが好きです。
    その中に登場する行正さんのお母さん“よし子”がナイスなキャラクターで、その“よし子”の買物術は必読です!!

    【熊本県立大学】ペンネーム:はな

  • 焼き魚から揚げ物、煮物まで一通りのメニューと付け合わせの品やかかる手順、お勧めのBGMまで紹介されています。合間に語られる母・よし子さんはじめ家族の話も温かくて素敵。行正さんのレシピや文章からは「忙しい」を言い訳にしない人だけが持つ魅力を感じます

  • タイトルがすごく好き。

    そしてなかは・・・

    料理も、もちろんいいのですが
    行正さんの文章もなるほどねーと思うこともあります。

    お母様のよしこさんが

    「生きているうえで趣味が一番大事よ」という言葉とか・・・

    シンプルな料理ですが、どれもおいしくできました。
    八ちゃんだしなどなど・・・
    本当に便利で私も活用させてもらってます。

  • 行正り香さんの本、2冊目の購入。
    「19時から…」同様に会社から帰ってから夕食を作る設定に親近感。

    広告代理店勤務で子持ちのお母さんだけあって、レシピ・段取りが合理的。
    見た目もおしゃれ。出来る女なんだ。

    全体的に見習いたい要素がいっぱい。
    これがこなせるようになったら少しは社会人としてアップグレードするかなぁ、なんて期待を持ってしまう本。

  • 母よし子さんは、その昔、り香さんたち姉妹に「女の子の料理上手はね、幸せへのパスポートよ」と話されたそうです。 まあ、この人の本を読んで料理を作ってみたら、そういう例えもありかな、と思います。

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著者プロフィール

料理研究家・生活空間プランナー。福岡県生まれ。広告代理店でCMプロデューサーとして活躍。2007年に広告代理店を退社。著書に、「だれか来る日のメニュー」、「おうちに帰って、ごはんにしよう。」「19時から作るごはん」などがある。NHKワールドでは「Dining with the Chef」のホストを務め、世界に向けて日本料理をプロモートしている。元デンマーク親善大使で、デンマークのインテリアにも造詣が深い。

「2021年 『ステイホームを心地よく… ぬくもりの北欧スタイル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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