お菓子作りのなぜ?がわかる本

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  • 文化出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579207800

感想・レビュー・書評

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  • お菓子を作るというのは、「魔術」に近い。粉とかバターとかのどろどろのものが焼くとふんわりとケーキになる。これを魔術と呼ばずして何を魔術と言おうか!レシピに書かれた「さっくり混ぜる」「泡をつぶさないように」を忠実に守って呪文を唱えながら…。
    その「魔術」の領域に「科学」を持ち込んだのが本書であり、ケーキはなぜ膨らむのか、そのためには、どのように混ぜればよいか、などが非常に論理立てて書かれている。
    いままでおそるおそる「さっくり」と混ぜてたけど、混ぜ方が不足だったんだ!と気づき、上手にスポンジケーキを焼けるようになったのは、この本のおかげ。
    お菓子作りには、「愛情」も関係ない。

    表紙のケーキのような大きな「?」のデコレーションの仕方が載ってなかったのが残念。

    私見だが、ケーキをうまく焼くためには、うまくいっても、失敗しても3回続けて焼くとよい。
    ケーキ作りは、間をあけてを焼くことが多いため、成功、失敗どちらにしても前回の経験を思い出すことが難しい。そこで、3回続けて焼くことでコツを習得できる。

  • お菓子作りにはまっていた時に出会った本です。
    このとおりに作るとほんとにふんわりおいしいケーキが焼けます。
    読み物としても面白いし、なんとなく理科の実験のような雰囲気もあるので、普段、お菓子に興味のない人にもオススメかもしれません

  • これは素人にも分かり易い。
    実際にこの通りに作ればかなり上手に出来る。

    惜しむらくは、応用レシピが「手順1~3までは基本の○○を参考に」みたいな書かれ方なので、作る時にページをあっちこっちしないといけないのが大変。
    覚えるまで作り込めばいいのだろうけど。
    あと、一番重要な手順の文字が小さ過ぎ!(-_-#

  • おかし作りの「なんでうまくいかないの?」を解決してくれる一冊。
    レシピのよさは実際作ってみないと分からないものだけど、それをのけても、大変参考になる。
    今後自分でレシピをアレンジしたいひとにも、おすすめです。

  • スポンジケーキを焼きあがったあと上から落としてショックを与えるとしぼまなくなるのはなぜか?など、お菓子作りのなぜ?に答えてくれる本。参考になりました。

  • 失敗を次に活かすって何より大切なことなのです。

  • ケーキ、タルト、シュークリームといった洋菓子を失敗せずに作るコツがわかりやすく書かれている。
    これを見ながら作れば誰でも、経験のない私でも、簡単に失敗せずにお菓子を作れそう。
    「秋になったらタルト・タタンを作ってみようか」という気分にさせてくれる本。
    この本も一家に一冊置いておきたい。

  • 見てるだけでお菓子の達人になった錯覚に陥るので注意。

  • バターケーキ作りで悩んでいる時に読んだ本。
    もやもやとした疑問が解決した!

  • お菓子1位

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著者プロフィール

香川栄養専門学校製菓科卒業後、日本の洋菓子研究家の先駆者である故・宮川敏子氏(スイス・フランス菓子研究所主宰)の助手となる。
氏の急逝後、同研究所を引き継ぎ、氏のモットーである「家庭だからこそ最高においしいお菓子を」の思いのもとに研究を続けている。
本書では、普遍的なお菓子のおいしさを追求してきた著者ならではのレシピを披露。

「2023年 『自分で作れる最高のお菓子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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