ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

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  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579402472

感想・レビュー・書評

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  • マイペースのがまくんと、しっかり者のかえるくん。
    ふたりはとってもなかよし。互いに互いを受け入れて大切にしている感じがしっかりと伝わってくる。
    あぁ、ともだちっていいなぁ。こういう関係をともだちっていうんだよね。ふたりの間には、打算や計算なんて、これっぽっちも見つからない。
    こんな風に、自分を繕うことなくありのままの自分でいられるって、理想的な関係だなぁ。

    娘のお気に入りは、やっと見られたがまくんの水着姿の場面。ケラケラ笑ってた。ちょっと恥ずかしがってるがまくんがかわいかったね。
    ちなみに私のお気に入りは、かえるくんからがまくんへの手紙をふたり並んで待ってる場面。ほほえましいやらくすぐったいやら。

    がまくんにとってのかえるくん。かえるくんにとってのがまくん。ふたりにとってお互いはかけがえのない存在。
    娘は来年小学生。これからたくさんの出会いが待ってるよ、ふたりみたいなともだちができたらいいねと心から思う。

    • ひろさん
      1Qさん、こんばんは~♪
      ありがとうございます!小学校の6年間って濃い時間だなぁって思います( ˊᵕˋ* )
      1Qさんのお子さんは4年生にな...
      1Qさん、こんばんは~♪
      ありがとうございます!小学校の6年間って濃い時間だなぁって思います( ˊᵕˋ* )
      1Qさんのお子さんは4年生になるのですね!
      まだまだ素敵な小学校生活を送ってくださいね(*/>ω<)/
      2023/10/28
    • かなさん
      ひろさん、
      遅い時間になってしまいましたが、こんばんは!
      ひろさんがレビューを投稿していたんで
      嬉しくなって、図書館に行ったら同じ作品...
      ひろさん、
      遅い時間になってしまいましたが、こんばんは!
      ひろさんがレビューを投稿していたんで
      嬉しくなって、図書館に行ったら同じ作品があって
      思わず、読んでしまいました(*^^)v

      親友っていいですよねぇ…♪
      がまくんとかえるくん、なんとも和ませてもらいました(*^^*)
      娘さん来年小学生ですか?
      6年間は長いようで、あっという間です。
      そのときそのときを楽しんでくださいネ♡
      2023/10/29
    • ひろさん
      かなさん、こんにちは♪
      かなさんも読まれたとのこと、とても嬉しいですっ!
      がまくんとかえるくん、和みますよね( ˊᵕˋ* )
      久しぶりにとも...
      かなさん、こんにちは♪
      かなさんも読まれたとのこと、とても嬉しいですっ!
      がまくんとかえるくん、和みますよね( ˊᵕˋ* )
      久しぶりにともだちに会いたくなりました♪
      ありがとうございます!そのときそのときを楽しんでいきたいです(◍´꒳`)b
      2023/10/29
  • 「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展 4月22日(金)より市立伊丹ミュージアム(兵庫)で開催|絵本のある暮らし|月刊MOE 毎月3日発売
    https://www.moe-web.jp/news/?id=126

    「がまくんとかえるくん」-シリーズ | 絵本ナビ
    https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=29

    ふたりはともだち(アーノルドローベル 作/三木卓 訳)【文化出版局】
    http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579402472/

  • 特に「はるがきた」と「おてがみ」がお気に入り♪
    はるがきたは冒頭らしくユーモアたっぷり
    おてがみは教科書採用話らしく幸福感たっぷり

  • 小学校の二年生くらいに授業で読んだ本。あまりの面白さに衝撃を受た。Σ(;゚∀゚)ノドーン!(衝撃の音)

  • 食いつき度★★★
    3歳の娘に購入。特に大きな反応は無かったが、ジーっとページを見つめながら眠りに入っていった。今後も不定期で読み聞かせていきたい。

    有名な絵本なので、私自身も読んだ記憶はあったが内容はすっかり忘れていた。こうして再読の機会を得て、あーこんな話だったかもと、少しノスタルジーに。かえるくんとがまくんの関係性にリアリティを感じた。かえるくんのお人好しな性格に感心し、がまくんの愛されキャラに微笑んだ。絵がとても良い。

  • 教科書にも採用されていたので
    知っている人も多いですよね。


    しっかり者のかえるくんと
    ワガママながまくん。


    病気のかえるくんのために
    なんとかして
    お話を考えようとする
    がまくんが泣けるし、

    がまくんと早く遊びたいがため
    カレンダーを破り
    春が来たと嘘をつくかえるくんが
    可愛い過ぎます(笑)


    お互いがお互いを思う
    さらりとさりげない友情の形は
    微笑ましくもあり
    うらやましくもあります。

    まるで漫才のような
    二人のとぼけた会話は
    自然に頬も緩む絶妙な味わいで、
    唯一無二の二人なんだなぁ〜と思わずにいられません。


    自分にも高校時代
    何をするにも一緒だった無二の親友がいました。

    親に捨てられ施設で育った自分は
    友達を作ることなんて意味のあることだなんて思ってなかったし、
    早く大人になることしか頭になかった子供でした。

    だけどそんな自分の人生を劇的に変えてくれたのが
    バンドに誘ってくれた親友の存在でした。

    音楽に文学に映画に
    喧嘩の仕方、バイクの乗り方、
    学校では教えてくれないすべてを彼が教えてくれたし、

    人を憎んだり批評することより
    自分の「好き」を増やしていくことこそが
    自分自身を救ってくれるってことを
    彼から学んだんですよね。


    彼が死んで今年で15年。
    5月5日の命日は
    毎年彼が作ったバンドのメンバーと酒を交わし
    朝までドンチャン騒ぎです(笑)


    友達はいいです。

    親友と呼べる人がいるなら
    なおさらあなたは幸せ者です。


    彼のことを思い出すと
    自然にこの絵本が思い浮かぶし、

    トムとジェリー、達也と拓也、ハイジとクララ、ジョンとヨーコなど
    古今東西ぴったんこな二人は数あれど、
    自分にとって
    「最強のふたり」は
    今も変わらず
    がまくんとかえるくんなのです(笑)


    子供の頃にこの絵本を読んだ人も
    機会があればまた探してみてください。

    人に対しての思いやりや感謝の気持ち、
    大人になった今だからこそ気付かされ
    心に沁みる言葉がたくさんありますよ。

    • nico314さん
      円軌道の外さん、こんにちは。

      >自分にとって
      「最強のふたり」は
      今も変わらず
      がまくんとかえるくんなのです(笑)

      わお!...
      円軌道の外さん、こんにちは。

      >自分にとって
      「最強のふたり」は
      今も変わらず
      がまくんとかえるくんなのです(笑)

      わお!びっくり!
      大好きな同僚さんと自分のことを「がまくんとかえるくん」と表したことがあります!
      この気分を思い出して、また伝えられるのはうれしいです。
      2013/05/08
    • 円軌道の外さん

      nico314さん、
      コメントありがとうございます!

      おおーっ
      なんてタイムリーな!(笑)(^O^)

      暑苦しいベタベ...

      nico314さん、
      コメントありがとうございます!

      おおーっ
      なんてタイムリーな!(笑)(^O^)

      暑苦しいベタベタした友情は苦手やけど、
      この二人(二匹)
      ホンマにいい関係ですよね♪

      自分はぴったんこな二人と言えば
      真っ先に浮かぶのが
      この絵本なんです。
      またそんな関係を築いている
      nico314さんと同僚さんが
      うらやましいです♪
      だとすると…
      nico314さんは
      強いて言えば
      がまくんタイプ?

      かえるくんタイプ?

      どっちなんかな?(笑)

      ちなみに自分は
      完璧がまくんでしょう(汗)(^_^;)


      2013/05/12
  • 活発なかえるくんと不活発ながまくんの、ほのぼの友情物語です。
    タイトル通り二人は友達、親友です。
    持ちつ持たれつの補完し合える関係が、長続きの秘訣であることを教えてくれる一冊。

    • goya626さん
      小学校の国語の教科書に載っていますね。いいお話です。
      小学校の国語の教科書に載っていますね。いいお話です。
      2020/01/22
  • 最初のページを開いて、どこか昔に読んだようなぼんやりした記憶が上がってきた。
    子供の病院?実家の本棚?図書館?どれも違う気がする。

    がまくんとかえるくんの友達のお話。
    最後の『おてがみ』を読んで、小学校の国語の教科書だ!!と思い出す。

    大人になってから読んでも、いや、大人になってから読んだからこの作品の良さが分かったと思う。
    当時は友達や優しさやこういうタッチの絵よりも、マンガで大笑いするほうが分かりやすかったからね。
    教科書に載るのも納得、いい本です。

  • 娘の小学校の教科書(小2)にのっていたもの。娘が家で音読し、夏休みにいっしょに読み、素晴らしさに衝撃を受けました。
    #有名な作品のようですが、私が小学生のころには知らなかった。

    かえるくんとがまくんのシンプルな交流なのですが、淡々としたやりとりの中にも、お互い信頼し合っているからこその関係性、愛情がにじみ出ている。

    かえるくんとがまくんの会話は、ドラマチックさとは程遠い、一般的ないつでも、どこでもしていそうな、「普通の平常の」会話。

    親友、肉親の愛情は、ベタベタしたものではなく、空気のような信頼感にこそ本質があるのだろうなと気付かされる。

    子どもが読んだ場合に、そんなこと感じるかな?
    娘には聞いていないけど、私が想像するに、娘が思うことは「自分たちの日常のお友達との会話と照らして違和感がない」というような、自分たちのリアルな感覚の延長線上にある物語なのではないだろうか。

    小津安二郎の映画のような、映画自体は淡々と進みながら、観ている側は心の芯が刺激されるような、頭の奥の方がジンジンするような感動がおしよせる。
    それに似たような感動を受けた。
    そして、読んでいるこちら側も最終的に安心感をもらえ心が満たされる。そんな本です。

    一つ一つの章が終わる度に、ぷっと少し吹き出し笑いをするような、肩透かしというか、気が抜けたような話では?と突っ込みたくなるような気分になるが、次の瞬間、人生において非常に大事な瞬間をうまくきりとっていることに気付かされる。

    私にとっては、小学生の時に読んだ「星の王子さま」以来の衝撃でした。
    これからも私のこころの中に、かえるくんとがまくんがいつまでも平和に存在してくれる、自分自身がそのような状態にいれる、そんな風になれるといいなーと思いました。

  • 読んだ記憶があるだけで、中身は本当にうっすらとしか覚えてないけれど、一応読み終わったで登録しました。

    いい話だったんだよね〜ぐらいしか頭に残ってない。昔に読んで今手元にはない本の内容は、だいたい薄まっている(=´∀`)

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著者プロフィール

アメリカ・ロサンゼルス生まれ。プラット・インスティテュートで学び、1961年、ハーパー&ブラザーズ社の編集者と知り合ったことがきっかけで『かえってきた さけ』の挿絵で、絵本作家としてデビュー。翌年には、文と絵の両方を手がけた『マスターさんとどうぶつえん』を発表する。1970年『ふたりはともだち』が誕生し、そのシリーズで絵本作家としての不動の地位を築き、54歳で亡くなるまで、100冊以上の作品を残した。

「2023年 『ダッドリーくんの12のおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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