アーサーのくまちゃん (ミセスこどもの本)

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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579402571

感想・レビュー・書評

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  • アーサーがやっぱりくまちゃんをバイオレットにあげたくなくて、いっしょにいられる方ほうを考えたのがすごい。アーサーのお店で、ぼくだったら、上がってこないヨーヨーを買うかも。おふろの中であそべるからね。(小2)

  • 有名どころなので、借りて読んだ。

    アーサーは、春のお掃除で、おもちゃばこをきれいにするために、古いものを大売り出しすることにした。
    そこで、くまちゃんのぬいぐるみも売ってしまい……。

    あぁ、こんな名残惜しさ、大人になってもある。
    いらないかなと思っていたのに、手元から離れると、さびしくなったり、そわそわしたりする。
    アーサーが最後どうするかと思っていたけれど、お兄ちゃんらしくてよかった。

  • 春のおそうじ、アーサーは古いおもちゃの大売り出しをすることにしますが、お父さんに買ってもらったぬいぐるみのくまちゃんだけはなんとなく手放したくありません。
    ウィルマが大売り出しにやってきて、妹の誕生日プレゼントにくまちゃんを欲しいと言い出すのですが…。

    結局、妹のバイオレットにくまちゃんを売ったアーサーですが、やはり手放してしまったことが寂しく、くまちゃんのおじさんとしてバイオレットと一緒にくまちゃんを可愛がるのでした。

    文章と絵が一体となった物語。絵から得られる情報もあるので、文章が説明的にならずとも情景が飲み込めます。
    小さい頃のおもちゃが成長に伴って子どもっぽいものになってしまっても、大事にしていたものは手元に置いておきたいという気持ちに優しく寄り添ってくれるお話です。

    OR: ARTHUR' S HONEY BEAR / by Lillian Hoban c1974

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