にんげんだもの

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  • Amazon.co.jp ・本 (85ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579500420

作品紹介・あらすじ

雑誌「銀花」42号で紹介された相田みつをの、書とことばが一冊の本に。優しい心をやさしいことばで伝えようとしたら、文字も優しくなった。

感想・レビュー・書評

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  • 学級掲示によく使ってたもの。
    旦那さんが詩集を持ってたので、拝借。

    生きていることが、ただただ素晴らしいこと。
    自分らしく、ありのままで良いということ。
    改めて、日々の人生に感謝するということ。

    相田みつをさんの世界。心暖まり、安らげました。
    人生のバイブルになります。

  • 久しぶりに読み返した。
    最初のページで、出会いの大切さを改めて実感させられた。
    生徒たちとの出会いを貴重なものだと意識し、人生のヒントを与え続けようと思った。
    トマトとメロンの話は、そのとおりで、その生徒をしっかり見つめ、個性にあった指導をしていこうと強く思った。ヤケを起こすトマトは、絶対に出さない。

  • 書の勢いが強いのも
    意外に思いました
    イメージでは 優しい丸い書なのかな
    って
    仏のように達観した感じではなく
    辛い思いも経験したうえで
    書かれているんだろうな
    というのが 伝わってきます

  • にんげんだもの




    ・うつくしいものをうつくしいと思えるあなたの心が美しい

    ・ひとつの事でもなかなか思うようにはならぬものです だからわたしはひとつの事を一生けんめいやっているのです。

    ・花はつねにあたらしい枝に咲き あたらしい枝はかならずふるい幹から出る

    ・かねが人生のすべてではないが有れば便利 無いと不便です 便利のほうがいいなあ

    ・弱きもの人間 欲ふかきものにんげん 偽り多きものにんげん そして人間のわたし

    ・なみだをこらえてかなしみにたえるとき ぐちをいわずにくるしみにたえるとき いいわけをしないでだまって批判にたえるとき いかりをおさえてじっと屈辱にたえるとき あなたの眼のいろがふかくなり いのちの根がふかくなる

    ・にんげんはねえ 人から点数をつけられるためにこの世に生まれてきたのではないんだよ にんげんがさき 点数は後

    ・水仙は人に見せようと思って咲かない 人間のように のに なんでぐちはひとつも言わない だから純粋で 美しいんです

    ・アノネ がんばんなくてもいいからさ 具体的に動くことだね

    ・語らざれば憂い無きに似たり 憂いがないのではなく 語れないほどふかい憂い

    ・アノネ にんげんはねえ 自分の意志でこの世に生まれてきたわけじゃねんだなだからね 自分の意志で勝手に死んではいけねんだよ

  • いい本を仕入れられました。

  • 面白い

  • 字も好き。言葉も好き。
    なまけるとこころがむなしい
    一所懸命になると自分の非力がよくわかる

  • この本を読むと初心を思い出させられる。
    自分自身が精神的に不安定な時、新しい挑戦をしたい時、感じている時、そんな時にこの本を読むとよしやるぞ!という気になる

  • 心に余裕のない時に読みたい一冊。時間を空けて、読みたいと思った時に、また必ず読もう。

    『いつでもどこでも』がお気に入り。

  • メロンになれメロンになれと言われて苦しい時に読みたい一冊

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著者プロフィール

書家、詩人


「2016年 『ただいるだけで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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