ろくべえまってろよ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

著者 :
  • 文研出版
3.84
  • (90)
  • (75)
  • (119)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 1362
感想 : 104
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580813939

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なつかしい!!
    たぶん教科書で出てきたはず・・?
    いろんな大人が出てくるけど、子供ながらにゴルフクラブを持ったおじさんの犬でよかったが傷ついた覚えがあります。

    たまにこの手の救出劇(消防隊による)を見るけど既視感はこの絵本から来てたのか・・ ふに落ちた。

  • 2018年度 2年生
    私が小学1年生の時に初めて聞いた時は、「ろくべえ大丈夫かな?助かるかな?」と不安を抱きながら、半泣きになりましたが、大人になって読んでみると、こんなに面白い本だったかな?って、感じました。
    ろくべえを助ける事に、真剣に向き合っている子供達とは逆に、大人の対応が、雑な事に驚いたり、ろくべえを元気づけるのに、おもちゃのチャチャを歌ったり、シャボン玉を飛ばしたり、最終的に、ろくべえの恋人を連れて来て助ける。
    発想が面白かったです。
    子供達も、クスクス笑いながら聞いてくれていました。

  • 大人は子どもが本当に必要だというときあてにならない・・・そんな切ない子どもの思いを感じせつなくなりました。
    子どもの気持ちを尊重する大切さをわすれたくないです。

  • 2年生の児童に読み聞かせる。
    たくさんの子どもが出てきて、ろくべえをどうやって助けよう、元気づけようとうんうんするところを聞いている子たちも同じように悩んでいるのが面白い。

  • ママが小学生の頃教科書に載っていた作品!懐かしくて読みました!子どもにはハマらず。

  • 7歳8ヶ月の娘
    4歳8ヶ月の息子に読み聞かせ

    今の世の中だとあまりにも大人たちの対応が
    ひどすぎて突っ込みたくなる。
    けど
    50年前に出版されたもの
    として
    こどもたちが
    あれやこれやと相談して
    なんとかろくべえを助けようとする姿
    よいね
    ページも縦になったり横になったり楽しい

  • たいへんだ! 犬のろくべえが深い穴の中に落ちてしまった。早く助け出さないと死んでしまうかもしれない。どうしよう! (日本児童図書出版協会)

    穴のなかにおちた犬を、小学1年生が協力して助け出す話。
    教科書で読んだ気がする。

    長い話かと思ったら、5歳ぐらいから読める内容だった。


    おい大人、頼りないな。と、出てくる大人たちの対応の雑さに腹が立つが、いや、でも、子どもたちが真剣な時にそれを茶かしたり、雑にあしらうことって、あるんじゃないか。そう、ドキっとした。犬が落ちていたら私なら助けるけれど、これが子どもの手紙とか、子どもにとっては大事でも大人にとって大したことないものだったら、「あきらめなさい」と言って終わりにしたりするかもしれないな・・。それにしても、ゴルフクラブをもったおじさんの言葉、あれはきつい。でも、お母さんたちの悪気のない言葉、「ふかい穴のそこにはガスがたまっていて、それをすうとしぬことだってあるんですよ」、あれもひどい。おかあさんたちは子どもの心配しかしていないけれど、こどもたちはその言葉を聞いて青ざめる。ろくべえが死んでしまうかもしれない・・と・

    ろくべえを励ますために歌を歌ったり、
    シャボン玉をふいたり。優しいな。
    穴の底でひとりぼっちのろくべえの気持ちを感じて、自分たちに出来ることはなんでもする小学1年生の子どもたち。
    読みながら、なんだか息が出来なくなる。早く助かってほしい、ハッピーエンドでありますように!と願いながら読む。

    最後のページ、笑顔でろくべえを抱く子ども達。
    最高だ。

    長新太さんの絵と、灰谷さんのリアルで力のある言葉が
    とっても合っている。いい本だ。

  • ろくべぇどうしてそんな穴に入っちゃったんだよー!そしてどうしてそんな穴があるんだよ。笑
    確かに地下はガスがあるって聞いたこともあるよね。私だったら自分の犬をカゴに乗せて下すのこわいなぁとか考える絵本でした。

  • 1975 灰谷健次郎

    ろくべえが穴に落ちた

    一年生の子どもたちが見つけて、
    どうにか助けようとするも
    なかなかよい案がない

    さいしょにみつけたのは えいじくん
    まぬけといったのは かんちゃん
    懐中電灯を持ってきたのは みつおくん

    おかあさんを呼んできて
    しろうくん
    かんちゃん

    みすずちゃんのアイディア
    シャボン玉

    かんちゃんのアイディア
    みすずちゃんの家の犬をカゴにいれて
    穴に下ろしたら〜

    6分強

  • 2021.6.10 いずみ

全104件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

灰谷健次郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘレン・バンナー...
ばーじにあ・りー...
エリック=カール
なかの ひろたか
モーリス・センダ...
灰谷健次郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×