- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582231205
感想・レビュー・書評
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写真は絵画や彫刻と比べて誰でも写せてしまえる分評価が難しいと感じていたが、その考えが少し解きほぐされた。
「写真は社会の文脈の中でしか読めない」とあるように、良し悪しはコンテクストによって変わる。
著者自身、『たのしい写真』1作目より5年が経ち、生徒への批評が以前よりも硬直しているような印象を受けた。間にはスマートフォンの普及や震災があり、この先写真について語ることは余計に複雑になりそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Jimdo 「はじめてWEBキャンペーンページ」 でプレゼントされた本。
キャンペーンには応募せず、図書館で借りて読みます。
ほとんどの写真は小さく、モノクロ。
なんか読みたい気分になれず ちらっとみて返却しました。
2017/10/29 予約 11/16 借りる。12/19 読み始める。12/20 ほとんど読まずに返却。 -
写真は奇妙で不思議な曖昧さのある現代的なメディア。アレクセイ・ブロドヴィッチ「何かを見て、前に見たことがあると思ったらシャッターを押すな」「問題を設定しろ。行き当たりばったりにシャッターを押してはいけない」ダイアン・アーバス「写真を撮るときはいつも頭の中の半分でコンセプトを考え、残りの半分は空白にしておかなければならない。瞬間に柔軟に対応できる心の余白を持っていなければいけない。なぜなら写真は《予期しない・突然(unexpected)のもの》だからだ」
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写真を撮る時はイキらず。
撮ることとは見ること振り返ること。
自分を過信せず客観性を持つこと。
これが肝心だと教えられたような気がします。 -
簡単な言葉で綴られた、高度で深い写真の話。糸井重里のような文体で非常に読みやすいが、語られる内容は失礼ながら意外と難解。なんとなくわかった気になるのだが、読み進めていくと"そんな軽い話じゃないよ"と言われているかのようで、自分もワークショップの課題に取り組みたくなってしまった。なお、私には珍しく、久しぶりに購入した翌日に読了。
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写真表現を考えさせてくれる一冊。後段の著名人との写真表現を巡るディスカッションが深い。
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今の報道写真とこれからの報道写真のあり方を考えさせられる内容が転がっていた。
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ホンマタカシ氏のワークショップをまとめた一冊。第一章のダイアン・アーバスと第五章の諏訪敦彦氏との対談が興味深かったです。