ナショナリズム論の名著50

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (574ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582452181

作品紹介・あらすじ

「近代の病」ナショナリズムは、克服することができるのか?グローバル化時代の難問に応える基本テキストを詳しく解析。

感想・レビュー・書評

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  • 【簡易目次】
    編者まえがき [003-006]
    目次 [007-010]

    J・G・フィヒテ『ドイツ国民に告ぐ』佐藤卓己 012
    J・E・ルナン『国民とは何か』西谷 修 024
    I・V・スターリン『マルクス主義と民族問題』 田中克彦 033
    田辺元『「種の論理」論文集』酒井直樹 044
    西田幾多郎『日本文化の問題』小林敏明 056
    F・ハーツ『歴史と政治における国民性』黒宮一太 065
    H・コーン『ナショナリズムの思想』佐藤成基 076
    E・H・カー『ナショナリズムとそれ以後』 佐藤成基 089
    丸山真男『現代政治の思想と行動』姜 尚中 101
    H・アーレント『全体主義の起源』斎藤純一 111
    F・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』富山一郎 121
    E・ケドゥーリ『ナショナリズム』黒宮一太 133
    N・グレイザー、D・P・モイニハン『人種のるつぼを越えて』李 孝徳 143
    A・ケミライネン『ナショナリズム』吉野耕作 154
    竹内好『方法としてのアジア』丸川哲史 164
    橋川文三『昭和ナショナリズムの諸相』原 武史 175
    吉本隆明『共同幻想論』竹田青嗣 186
    F・バルト編『エスニック集団と境界』大塚和夫 197
    G・L・モッセ『大衆の国民化』佐藤卓己 209
    T・ネアン『英国の解体』毛利嘉孝 220
    H・シートン=ワトソン『国民と国家』若林幹夫 230
    E・W・サイード『オリエンタリズム』臼杵 陽 240
    B・アンダーソン『想像の共同体』若林幹夫 250
    E・ゲルナー『ネーションとナショナリズム』大沢真幸 261
    竹田青嗣『〈在日〉という根拠』文 京洙 275
    P・チャタジー『ナショナリストの思想と植民地世界』崎山政毅 285
    A・D・スミス『ネーションのエスニックな諸起源』大沢真幸 296
    山内昌之『スルタンガリエフの夢』大塚和夫 314
    E・バリバール、I・ウォーラーステイン『人種・国民・階級』関 曠野 325
    梶田孝道『エスニシティと社会変動』町村敬志 337
    多木浩二『天皇の肖像』李 孝徳 346
    H・K・バーバ編『ネーションの語り』本橋哲也 359
    E・J・ホブズボーム『ネーションとナショナリズム一七八〇年以降』若林幹夫 371
    R・ライシュ『ザ・ワーク・オブ・ネーションズ』橋本 努 382
    土屋健治『カルティニの風景』石沢 武 394
    L・グリーンフェルド『ナショナリズム』 佐藤成基 406
    安丸良夫『近代天皇像の形成』成田 竜一 420
    P・ギルロイ『ブラック・アトランティック』鈴木慎一郎 429
    Y・タミール『リベラル・ナショナリズム』押村 高 440
    W・コンナー『エスノナショナリズム』佐藤成基 450
    D・ミラー『ナショナリティについて』押村 高 462
    山之内靖、V・コシュマン、成田竜一 編『総力戦と現代化』伊予谷登士翁 472
    R・ブルベイカー『ナショナリズムの再構成』黒宮一太 483
    T・フジタニ『壮麗なる君主制』加藤裕治 493
    S・P・ハンチントン『文明の衝突と世界秩序の再構築』臼杵 陽 503
    イ・ヨンスク『「国語」という思想』糟谷啓介 512
    酒井直樹『死産される日本語・日本人』田崎英明 524
    加藤典洋『敗戦後論』姜 尚中 534
    吉野耕作『文化ナショナリズムの社会学』中村牧子 544
    G・C・スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』本橋哲也 555

    索引 [567-572]
    執筆者紹介 [573-574]

  • 基本的なナショナリズムの名著 50冊の紹介をまとめた本。

    ナショナリズムの名著「想像の共同体」「民族とナショナリズム」の原著を読んでも、なかなか理解が難しい。

    そういうときにはこのような本を読んで、全体像をつかむことも有効だと思う。

  • ナショナリズム論の窓口。

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著者プロフィール

大澤真幸(おおさわ・まさち):1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。思想誌『THINKING 「O」』(左右社)主宰。2007年『ナショナリズムの由来』( 講談社)で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』(岩波現代文庫)で河合隼雄学芸賞をそれぞれ受賞。他の著書に『不可能性の時代』『夢よりも深い覚醒へ』(以上、岩波新書)、『〈自由〉の条件』(講談社文芸文庫)、『新世紀のコミュニズムへ』(NHK出版新書)、『日本史のなぞ』(朝日新書)、『社会学史』(講談社現代新書)、『〈世界史〉の哲学』シリーズ(講談社)、『増補 虚構の時代の果て』(ちくま学芸文庫)など多数。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』(以上、講談社現代新書)、『資本主義という謎』(NHK出版新書)などがある。

「2023年 『資本主義の〈その先〉へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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