王妃エレアノール: ふたつの国の王妃となった女

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  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582472158

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  • フランスのルイ7世と、イギリスのヘンリー2世の妃として、2つの王冠を頭上に頂いた女性の生涯。
    河想益巳の『花巡礼』を再読したくなりました。

  • エレアノール・ダキテーヌは小領主の出身だが、フランス王、ついでイングランド王の妻になり、獅子心王リチャードと失地王ジョンという、著名な王の母になった人物。
    政治の才覚に恵まれ(あるいは介入意思が積極的で)、美貌にも優れた。
    才気煥発で奔放な性格であり、多くの男性経験と出産を通じてヨーロッパの王族の多方面に血筋を残し、各地方の領土の正当性に影響と混乱を与えた。
    この本は小説仕立てなので、歴史解釈には一定の留保が必要だが、エレアノール個人に焦点を当てた書籍は希少であり、彼女のパーソナルを大まかに理解するには十分。

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著者プロフィール

英国ケンブリッジ大学で中世英文学・演劇を研究。文学博士。神奈川大学名誉教授。著素に『マリー・アントワネットの宮廷画家』『図説ヨーロッパの王妃』『図説イギリスの王室』『エリザベス』など多数。

「2014年 『マリー・アントワネット ファッションで世界を変えた女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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