ここのなかの何処かへ: 移住・難民・境界的出来事

  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582472332

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  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:361.5//Tr5

  • トリン・T・ミンハ『ここのなかの何処かへ 移住・難民・境界的出来事』平凡社、読了。ポストコロニアリズムとフェミニズムの代表的映像作家・思想家の手による20年ぶりの評論集。グローバリズムの歓声はその理念と裏腹に領域を分断しつつあるのがその実情。その境界の扉を開く闊達な言葉に驚いてしまう。

    本書で彼女が指摘する二元論的思考やできあいの観念への抵抗は取り立てて新しくない。しかし、私はどこに立ち、何が立ちふさがり、その先に何があるのかを考えるうえで、彼女が誘う「境界的出来事」への言葉は、ひととひとが共鳴する優しさと強さを秘めている。

    “elsewhere, within here”ここのなかの、何処か別の場所へ。彼女は二項対立の境界線上にたちとどまりながら、ゆさぶってくる。 http://www.heibonsha.co.jp/book/b158638.html

  • 映画も観たいと思ってるのですが、、、

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    「9.11以降、世界で変化したさまざまな境界──人種、ジェンダー、階級、文化──をめぐる政治の在り方を文化横断的に考察した、トリン・ミンハによる最新の評論集。日本語版への序文収録。 」

    トリン・T・ミンハ「境界線上の映画」
    http://www.imageforum.co.jp/trinh/

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