インド不思議研究: 発毛剤から性愛の奥義まで

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582481372

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  • 「インド細密画」展
    2023.9.16~11.26
    府中市美術館

    インド細密画を観るヒントになればと読んでみた。

    20年ぐらい前の、2002年発行の本だけど、著者のインド体験がなかなか楽しい。

    知りたかった細密画については、日本の春画とインドのエロティックペインティングの違いを書いた「大エロスの国」が少し参考になった。

    インドでは、人生に3つの努力を課している。宗教的実践「法(ダルマ)」、蓄財の義務「利(アルタ)」、性欲の充足「愛(カーマ)」だ。

    春画は楽しみだけに描かれてるけど、インドのそれは宗教画らしい。

    また、「ぺーパールのインド」が細密画に、ちょっと関係あるかな。

    英語のペーパーをインド人が発音するとペーパールになるらしい。

    インドで紙に細密画が描かれはじめたのは 15、6世紀で、それまでは棕櫚の葉に描いていたとか。

    この本、装丁が横尾忠則。
    先生、ここでもご活躍でしたか。

  • 面白い。インド好きにはたまらないです。鍵とか食品とか災厄除け、ターバン、ノートなどコレクションしたくなりました。
    インドに興味がある人、インドに行く予定がある人には特にオススメです。

  • 伊藤武さんのあとに読むと、ちょっと薄味。

  • インド行きたい病発病中なので、読みました。インドの日常で使うものについての紹介。ターバン、お弁当箱から、錠前。色々面白いです。(6/11読了)

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著者プロフィール

1946年富山県生まれ。作家。『インド ミニアチュール幻想』(平凡社/文春文庫)で講談社ノンフィクション賞、『知られざる魯山人』(文藝春秋/文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その他の著書に『魯山人の美食』(平凡社新書)、『インドの大道商人』(平凡社/講談社文庫)、『21世紀のインド人』『魯山人の書』(いずれも平凡社)、『瀑流』(文藝春秋)、『夢境 北大路魯山人の作品と軌跡』(淡交社)などがある。

「2019年 『永遠なれ 魯山人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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