- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582630695
感想・レビュー・書評
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建築家の人たちへのインタビュー集。
個性溢れる感じが面白かった、感性があった人を選ばないと建築って失敗するってのも良くわかる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
190416
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<閲覧スタッフより>
7名の建築家が自らの言葉で語る建築の魅力とは。今まで歩んできた建築家としての道や建築にかける思いを彼らの代表的な建築物の写真とともにインタビュー形式で伝えます。
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所在記号:520.28||アト
資料番号:20096361
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以下引用
四世代が一緒に住んで、長きにわたって、襖を、、、
いまのわたしたちが創る家を特殊にしてしまった時代っていつなんだろう
日本は日常生活の豊かさがない。日常は仕事いなっている
自分の生活を積極的に楽しもうとしないと楽しめない
気持ちのいい空間を体験したことがないと設計できない
建築を使ってそこで起きることをデザインした
お寺-大らかさがあり、厳しさがあり、怖ろしさがあり、そして明るさと暗さがある
建築史や美術史とか学問的なアプローチはなく、ただただ居心地がいいな、いい風景だなくらい。
何時代につくられたとか、だれがつくったものかとか、そういうことには興味がなかった
現代建築-関心がなかった
古い建築から得られる情報量
夜もそんなに遅くまで仕事をしない
バブル期-思考する暇もなくつくっていた。そのなかで生まれるものが建築だとは思えなかった
一年に1、2軒をじっくりと腰を据えてつくっていて周りの流れに左右されませんでした
使い方を勝手にご自由にといわれることほど、不自由なことはない
たとえばここにソファを置いて、ここに机を置いて、というようにそれを提案した方が自由度が増す
鏡のように向き合ってくれるもの -
古本屋で買い叩いた本。
六組の若手建築家or建築家集団が自分の建築観を語った本なんだけど、それがバラバラなのが面白い!
ある人が好きな建築として挙げたものを他の建築家がこき下ろしてたりする(笑)
読み直してもっと一人ずつの考え方をじっくり吸収しようと思う。
因みに初読で面白いと思ったのは手塚夫妻と藤本壮介さん!
俺みたいに建築学科入ったはいいけど全然ビジョンのない人にはおすすめ。何かの突破口になるかも。 -
内容(「MARC」データベースより)
建築家とは何を「つくる」仕事なのでしょうか? その答えは「建築」に決まっているわけではありません。「感情」や「生活」や「関係」を「つくり出す」新世代の建築家のスタイルを紹介します。
目次
建築家の実践は「相手を知るほどに、スマートになっていく」(アトリエ・ワン)
建築というものは「作品」ではなく「『建築』としか言いようのない存在なのです」(乾久美子)
東京という街にはまだまだ「新しいヴィジョンを生かせる可能性がある」(クラインダイサムアーキテクツ)
時代を超えるデザインの条件とは「人の生活を根本から変える普遍性があること」(手塚貴晴+手塚由比)
アインシュタインが新しい理論によって「世界の見方を一変させたことに憧れる。しかも建築はもっと自由だ」(藤本壮介)
建築で表現したいのは「在っただろうこと、在り続けるだろうこと」(堀部安嗣)
補習講義1「日本で活躍する海外の若手建築家」宮崎謙士
補習講義2「写真集ガイド35」 -
若手建築ユニット6組に対してのインタビュー集。それぞれの代表的作品でインタビューを収録している。建築家が考える『建築』や『建築家』論が繰り広げられている。