インド旅の本 (コロナ・ブックス 36)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 11
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582633337

感想・レビュー・書評

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  • 1997年に出版されたインド旅行記。
    デリーからスタートして、主に北西部を運転手つきのチャーターした車で回った男性のひとり旅が紹介されている。
    10年以上も前の話などで、物価やその他もろもろの事情は変わっていると思うけれど、「インドらしい」エッセンスが感じ取れる。

  • 8月30日読了。著者の2週間にわたるインドの旅の様子を描いた本で、宿泊所やら交通機関の情報も抑えられている。写真も多く、なかなか臨場感があってよい。タージ・マハルをはじめとした有名観光地を旅した記録ではないけれど、車と運転手とともにインド各地を回る、こういう旅も楽しいだろうなーー自分には出来ないだろうけど・・・。値段交渉に関する考えが面白い。インド人は相手を見て値段を吹っかける、インド人向け価格の4倍5倍は当たり前。相手に「金持ち」であると認められたことに満足し、自分が納得できる額で買う。・・・まあ郷に入っては郷に従え。やってみるか。

  • 10年前に発売された、山田和によるインド初心者に向けた旅行記。旅行記というより案内書の趣が強く、鮮やかな写真とともに、彼の2週間の旅で触れたラージャスタンの魅力が存分に描かれています。

    270に及ぶホテルリスト、101ヵ所の美術館・動植物園案内、インド関係の本42冊、旅の危険・安全情報、インド30都市のガイドマップ、詳細な道路・鉄道地図、州区分地図、国内航空路線地図など、基本情報も抑えてあり(10年前のものだけれども)、なかなかビバでした。

  • 興味のあるとこ(食事)だけ斜め読み。ガンジス川でバタフライと違って大人の旅。ただどちらもホーリー祭の話が出てくる。3月末。


  • インドの文化から雑学や庶民の日常までよくわかる

    何度も旅を重ねる著者だからこそ、書ける実体験記録

    躍動感のある写真も多い

    著者の著書はほとんど網羅した。


    インドに興味のある方は気軽に読める本です

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著者プロフィール

1946年富山県生まれ。作家。『インド ミニアチュール幻想』(平凡社/文春文庫)で講談社ノンフィクション賞、『知られざる魯山人』(文藝春秋/文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その他の著書に『魯山人の美食』(平凡社新書)、『インドの大道商人』(平凡社/講談社文庫)、『21世紀のインド人』『魯山人の書』(いずれも平凡社)、『瀑流』(文藝春秋)、『夢境 北大路魯山人の作品と軌跡』(淡交社)などがある。

「2019年 『永遠なれ 魯山人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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