- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582702965
感想・レビュー・書評
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プレイス 543.5 モ [B1階54~55 技術・工学]
1995年に起こったもんじゅの事故で、自殺者が出ているらしい。
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西村さんという人。でも、他殺って噂も?ほかにももんじゅ関連の死者がいるそうだ。
2016年12月19日に廃炉が決まった。それは良かったけど、廃炉は技術的に可能なの?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
花泉図書館。
名言がたくさん。
もう一度ゆっくり読み返す。
対談の中で小分けにされているテーマについて、自分でも何か考えてまとめてみたくなった。 -
2014/07/25
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もんじゅ君の対談集。
対談相手が興味のある人ばかりだったので、借りてみた。
おもしろい。
最後のおまけ? 羽海野チカさんのイラストも良い(^_^) -
高速増殖炉もんじゅの非公式キャラ、もんじゅ君の対談集。
原発のある世界の民主主義の話、と私は読んだ。
話し方が普段より硬め(キャラ口調じゃない)なこともあって、素のもんじゅ君が少し見える。
伝えるために作ったキャラクターから、一歩踏み出したのかな。
奈良美智、鈴木心はアーティストの語りとしても面白い。
奈良美智の作品も語りももっと知りたい。
鈴木心は教育の話としても興味深かった。
坂本龍一はインテリ臭が遠いなあとか、甲野善紀は極論すぎないかとか、私の考えとは合わないけれど納得できるところもあり。
というか、違うから、ああ違っても話せるんだ、と思った。
國分功一郎は私がチェックしていなかった部分について話しているということもあって、すごく勉強になった。
小平の話は興味はあったのにニュースもちゃんと見てなかったものなあ。
で、もんじゅ君の博識に脱帽。
なんでこの増殖炉、誰の話にもついていけてるんだ。
対談前に準備はしているんだろうけど、それにしたって相手がぱっとだした音楽やら哲学やらブランドやらの名前に対応してる。
で、いつもながら悪役に原因を押し付けて終わらせようとしない姿勢が好きだ。
本気で「原子力のあかるい未来」を信じ続けている研究者たちは、利権とかそういうのとは別のところにいるんじゃないかという指摘が新鮮。で、こわかった。
國分功一郎の部分。
「嫌なことはいっていいんだ。代替案を考えるのは自分たち学者や専門家の仕事で、民衆が是非を判断する」とか
「原発=CO2削減ではない。削減したいなら緑をふやせばいい。削減できないのに排出量が増えているのが問題なんだ」とか、
言われてみればそりゃそうだというシンプルな発想がたくさん書いてあって、目を洗ってもらったような気分になった。
表紙と巻頭の写真は、人のいない富岡で撮影されたもの。
雑草がはびこる姿に「チェルノブイリの森」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4140811811を連想する。
あれを読んだときは、遠い外国の話だったのに。
「遠い福島」の話にしてしまってはいけないんだ。
「怖い」って気持ちと、「怖がるのは福島の人に申し訳ない」という気持ちを正直に書いてあるのが、すごく人らしい。