ミミズと土 (平凡社ライブラリー)
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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
カテゴリー的に,関連するテーマの本ですが『進化論』よりもおもしろかったです。ミミズというミクロな生き物が,何年もかけてマクロな土壌を変えていくさまを,何年間もかけてダーウィンが綿密に調べたことを詳細すぎるぐらいに説明しています。
これを読んだら知能をもっている(であろう)ミミズを踏みつけないように,注意しながら歩いてしまう感じになりそうです。
ダーウィン最後の著作ということで,本書の最後にグールドが書いているように,ダーウィンが『種の起原』執筆以前から考えてきたことが,最後に全体を凝縮した形でミミズに全てをこめて書き上げた本だということがひしひしと伝わってきます。
内容(「MARC」データベースより)
ミミズによる土壌の侵食をていねいに観察し、ミミズが土を耕耘・改良に大きな役割を果たしてくれていることを客観的に、量的に実証する。生態学の古典的名著、偉大なダーウィンの最後の著作。
ダーウィンの最後の著作。 石を砕き草を運び肉をかじり土を飲み込んで地面を耕していく、ミミズたちのささやかで壮大な営みの話。 無駄なく土掘りに特化された体の説明をみると、気色悪かったミミズが美しく見えてくるから不思議だ。 なんかいいなあ。 観察して見つけたことを延々と書き連ねてあるだけ(に見える)んだけど、それが炎天下の道に座り込んで夢中でアリをみつめる夏休みの子供みたいで気持ちいい。 ... 続きを読む »
ミミズのことなどどうでもいい、という生き方もあります。けれどもミミズがすこし気になる、という人生もあります。ミミズを気にかける人は、とるにたらないことのなかから、神秘をさぐる感性を秘めているのです。
本書はダーウィン畢生の大作です。弘之の訳もこなれています。観察をくりかえし、事実の集積に努め、推論を深める、という科学者らしいプロセスがよく伝わってきます。けれんみなどありません。読者へのサービスもありません。淡々と叙述するその姿勢に波長をあわせ、過去からの問いかけを静かにうけとめるのが、この本の味わい方だといえます。
本文に退屈を感じるのであれば、スティーヴンの解説から読むのもいいでしょう。ダーウィンと真剣に格闘してきた人の矜持を感じてください。ミミズについて学ぶというよりも、ミミズがダーウィンの遺作としてふさわしいものであったことの含蓄を、想像力を駆使して味わいましょう。
とりあえず目に見えたので、登録。いったいいつ読んだのか、、、高校生? バイト君やとって、本棚整理してほしいわい。
引用文とか書けて、なかなか面白そう。書ける時間がなさそうだけど。
■世界はどうみても変化している。変化して今がある。 ダーウィンの遺作、地形の進化論─「種の起原」の主張をこんどは地形で─ミミズさんがちょっとずつ被せていきます。 ─────────────────────────── 昔の都市の遺構とかって大抵は土の下から出てくるわけですが、普通に生活しててそんなにしょっちゅう土が降ってくるわけでもない。なんで昔に限って上から土が乗ってるんだ?というのが長... 続きを読む »
愛は感じる。
ミミズに対する愛は感じる。
だけど、素晴らしく読みにくい。
愛が溢れすぎてもう読者のことは一切無視。
こっちは悪いけれどそこまでミミズ好きじゃないのね。
ただ、「チャールズ・ダーウィン」という名前で、ブランドで読んじゃってるのね。
読み方が悪いのはわかってる。
どちらかと言えば私の方に非があるの。
でもね。
でもね。
やっぱりどうしてもつまんない。
ごめんなさいね、チャールズ・ダーウィン。
進化論で知られるダーウィンの遺作で,表面上は「ミミズの生態の研究」.しかし,背後に潜むテーマはたいへん深い. ミミズのような,我々が普段とるに足らないと考えているようなもの(生物)の働きでも,数万〜数百万年といったスケールで作用し続けると,想像を絶する結果をもたらす.例えば,古代の遺跡を地中深くに沈めてしまい,丘陵を平坦な地形にならして景観をも変えてしまう. 我々は,ミミズたちの... 続きを読む »






