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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
読み終わって、僕が知っていた明治時代の印象が大きく変わりました。外圧や災害で時代が激しく揺れ動いている今、外からの視点がとても大事だということを改めて思い知ったように思います。当時の中央が外国人に見せたくなかった現実が生々しく描写されていて、貧乏と清貧を混同して語ってはいけないなと改めて痛感しました。
それにしてもイザベラバードの旅好きから高じたタフさ加減には脱帽。あの時代にあのルートを外国人女性が愉しみながら旅してたなんて、やっぱりイギリスは先進国だったんだなーとしみじみと思いました。
民俗学では欠かせないアイテムのこの本。江戸時代に英国夫人であるイザ・ベラ・バードが一人で東北地方へ旅をし、(海外からの)客観的に見た当時の日本を知るなら持ってこいの一冊。
人文学科、コミュニケーション文化学科の人は見ておくべき!?
生協学生委員会お勧めの書籍です。
とにかく虫がいっぱい出てくる
よく雨が降る
服着てない人が多い
そして日本の農村は自由な社会だったということが分かる本
明治のはじめ、東北~北海道を旅したイギリス人女性イザベラ・バードが妹に宛てた手紙。美しい自然と、貧しい農村。「健康のために」こんな過酷な旅をするってのがよく分からない。かえって健康を害しそう。。ここに描かれる日本は私の知らない物のようなのに、褒められれば面映く、失望されれば恥ずかしく思ったりして。
1878年(明治11年)に、日本を訪問したイギリス女性による、東北からアイヌ居住地を巡る紀行文。 随所に見られる細密なスケッチが素晴らしく、当時の生活や風俗を知るにも好著である。 近代日本の黎明期に、東京や横浜などの都会ではなく、道もろくに整わぬ異国人未踏の地を目差した女性がいたとは、私は浅学ながら未知であった。 バードは幼少の頃は病弱であったらしく、健康のため渡航による旅行を勧めら... 続きを読む »
今、日本は揺れています。 曰く、日本人は勤勉である。 能力が高い。 民度も高い、などといわれてきたことに自信を失いかけている。 果たして日本人とはいかなる民族なのか? 我々の進路はどうあるべきなのか? 近代化直後の日本を見つめたこの本には、そのヒントがあります。 明治11年、まだ前年に西南戦争が終わったばかりの年に、一人の英国人女性が勇躍、3カ月にわたって東京から東北地方を経て北... 続きを読む »
正直期待はずれであった。明治維新から間もないまだ江戸時代の生活がそのまま残っている東北や北海道の紀行文なのだが、人々の息遣いが伝わっているとは言い難い。温かいまなざしよりも西洋人より劣った人種として、また未開人として観察している。数か月の旅でありながら人々との触れ合う場面は少なく、プライバシーが無いとか蚤に悩まされたとか不平が多い。また、北海道では晩夏に増水した川を泳いで渡ったというから本当なのかと疑ってしまった。風景描写も凡庸で表現力に欠けると感じた
日本人ってこんなに間抜けだったの?どこに行っても蚤だらけ?壁に耳あり、障子に目あり!明治初期に横浜から北海道までの道のりをイギリス人女性とその通訳、伊藤が旅した紀行文。明治といえば、文明開化でざんぎり頭がどうのこうのというのが中学生ぐらいで習って、そのまま大人まで持ってる日本国のイメージ。でも東京を離れれば、まだまだ貧しい日本の姿が!リアルな日本が伝わってきます。
文章は、イザベラが妹に宛てて書いた手紙の形式になっています。私も旅してリアルな日本を体験したい!
日光金谷ホテルのカウンターにイザベラ・バードの肖像がかかっていますよ。
山形を旅行したとき、米沢を「アジアの桃源郷である」と評した人がいることを知りました。
それが、イザベラ バードさんです。
明治の始め、田舎ではまだちょんまげの日本。
そこを旅したイギリス人の女性の視点に、案外、今の日本人は似ているのかも知れません。
少なくとも自分は沢山の共感を覚えました。
日本の田舎を旅するというよりかは、未開の地を走破するって感じですけど。
時代劇では分からない、当時の日本の臨場感たっぷりな模写が興味をそそります。
とても良い本でした。 ちょうど西郷隆盛の西南戦争が終わった翌年(1878年)に、著者であるバード女史が東北地方と蝦夷(北海道)を旅行し、その旅行の困難さや、それまで西洋に知られていなかったそれらの地方の風俗を描いた貴重なレポートです。 当時の東北地方農村部や蝦夷のアイヌなど、今の僕ら現代日本人でも想像がつかない彼らの実態を見せてもらえます。(これは僕の無知を曝け出すようで恐縮なのですが... 続きを読む »
明治11年(1878年)と言えば、明治の元勲と言われた大久保利通が紀尾井坂で暗殺されるがこの年、城山三郎著の「落日燃ゆ」のモデルになった広田弘毅(後に内閣総理大臣)が生まれた年でもあった。 イギリス人女性探検家:イザベラ・バードは18歳の通訳伊藤青年を伴い、6月10日東京を出発、日光~会津~新潟中条を経て山形小国に入り、米沢~赤湯~上山~山形~新庄~金山を抜け、秋田・青森・函館から船に乗って... 続きを読む »
どこが病弱なんだ、と思うくらい元気なおばさんが、当時の日本人でもあんまり行かなかったところへ一切合財を担いで出かける有様がすごい。朝、宿屋で目をさますと近所の住人が「ガイジン」の見ようとおしよせてるとか、「私が食べられるものは、黒豆ときゅうりの煮たものだけであった。」とか、「(宿の)部屋は暗く汚く、やかましく、下水の悪臭が漂って胸がむかむかした。不幸にも、宿の部屋はそういうものが多い。」なんて記述満載なので、一体なにしにいったんだろうと不思議である。しじゅう不機嫌にぶりぶりしてるこのおばさんについていった伊藤という案内人も、純粋に給料のためにと徹していたのだろうか。(でも、彼のその後の消息がまったく不明というのは潔くてかっこいいなあ)
それにしてもイギリスの女性でこういう探検に夢中な人って、他国の女性に比べてずっと多いような気がする。単に日本語に翻訳されたのが多いだけだろうか。
明治時代の東北北海道の風俗を知る貴重な旅行記 文明開化期の日本。イザベラは北へ旅立つ。本当の日本を求めて。東京から北海道まで、美しい自然のなかの貧しい農村、アイヌの生活など、明治初期の日本を浮き彫りにした旅の記録。 イザベラ・バードの「日本奥地紀行」は是非読んでみたかった一冊です。東洋文庫は高価な2冊組みですが、平凡社ライブラリーでは安価で入手することができます。 イギリス人の女性が... 続きを読む »
今の日本に生きるぼくの視点は、明治時代の外国人であるイザベラ・バードの視点に近い。アイヌとの接触が興味深い。この人の旅はあまり楽しい感じはしないけど、なんで旅しているんだろう?
[ 内容 ]
文明開化期の日本…。
イザベラは北へ旅立つ。
本当の日本を求めて。
東京から北海道まで、美しい自然のなかの貧しい農村、アイヌの生活など、明治初期の日本を浮き彫りにした旅の記録。
[ 目次 ]
初めて見る日本
富士山の姿
日本の小船
人力車
見苦しい乗車
紙幣
日本旅行の欠点
サー・ハリー・パークス
「大使の乗り物」
車引き〔ほか〕
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
20091218
イザベラ・バードさん。
身体が弱いので旅行でもしたら?で世界中回って紀行文書いて
旅行家扱いなお方。
明治初期の日本の関東~東北~北海道(アイヌ)の観察紀行記。
詳しく書いてあるので面白い。
昔の日本て古いところだったんだなあ。
転地療養のため明治の日本を訪れ、北海道までを旅したイギリス人女性による紀行文。病弱なはずなのにとんでもなく元気だ。当時の日本人の暮らしぶり、特に歴史の表舞台に立つ事の無かった東北や北海道の庶民の暮らし、あるいは既に迫害を受け始めていたアイヌの暮らしなど、外国人ならではの「外部の視線」で描かれているのが新鮮だった。
明治時代に、東北から北海道を旅した、イギリスの女性探検家の紀行文。
若干の優越意識はありそうだけど、でも、日本を見る目がすごく素直でかつ鋭い。好奇心といい、描写力といい、視点の確かさといい、この著者は、私にとって「尊敬する女性」のひとりだなぁ…。
寺子屋で教材にしていたという「いろは歌」の訳し方(これはいい訳だ!)とか、「子どもにこんなクラい歌を教えるのがよくわからん」という感想とか、非常に面白いです。
日光に行ったあたりで、著者は「将来ホテルを経営したいという夢を持ってる金谷さん」のおうちにお世話になっています。のちのあの金谷ホテル! 夢をかなえたんですね、すごーい!!
中島京子の『イトウの恋』を読んで読みたくなった本。
あまり期待せずに読み始めたのに
イトウの恋を先に読んでいたせいもあったのか
意外ののめり込んでしまった。。






