アメリカ・インディアンの口承詩: 魔法としての言葉 (平凡社ライブラリー か 22-1)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582763478

作品紹介・あらすじ

彼らは、ヴィジョンを求め、孤独な旅に出る。苦行の果て、魔法の歌や祈りを持ち帰る。動植物や人間の尊厳を知るものだけがもつ深いやさしさにみちた歌-。これが彼らの歌=詩である。アメリカ現代詩が見出した"古典"、先住民族が伝えた口承文学の世界。

感想・レビュー・書評

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  • 少しネイティブアメリカンの歴史を知れたのはよかった。

  • 何かが失われたときに
    たとえば 野生
    たとえば 驚く力

    自分が 複雑になりすぎたような 気がしたときに
    鈍ってきたような 気がしたときに
    開く本

    いつも かたわらに ある

    解説本の形を取ってはいるが 詩集といって充分なだけ詩が入っている

    素朴で 豊か

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著者プロフィール

1918年、島根県松江市生まれ。同志社大学英文科卒。
教歴 同志社大・神戸大・都立大・駒沢大・その他を経て、城西大学女子短大部招聘教授。
著書 『ナヴァホの砂絵』(小沢書店)、『魔法としての言葉-アメリカ・インディアンの口承詩』(思潮社)、『現代芸術のエポック・エロイク』(43回読売文学賞・青土社)など
訳書 G・スタイン『アリス・B・トクラスの自伝』(筑摩書房)、G・スタイン『やさしいボタン』(書肆山田)、ドナルド・キーン『百代の過客』(朝日新聞社)など。

「1995年 『今日は死ぬのにもってこいの日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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