平安京音の宇宙 増補: サウンドスケープへの旅 (平凡社ライブラリー な 12-1)
- 平凡社 (2004年7月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582765083
感想・レビュー・書評
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NHK人間講座。
卒論参考文献。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
*サウンドスケープ論者であり、民族音楽(インドネシア)研究者でもある筆者が、古巣京都の音風景を上代から順に紐解いていく。
*エッセイのような紹介であるが、そのボリュームたるや枕草子、源氏物語のような古典から、騒音の音圧といった現代的な指標まで、とても幅広い視点から、音風景を論じている。
*目に見えない音風景だからこそ、むしろ多くの観点から考えて行ける。音風景がどのように確立されていくのか、その手探りの試論が京都を舞台に行われている。 -
音の風景論。感性を説明する為には明快な理論が必要。
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