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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582765403
作品紹介・あらすじ
一九四二年夏、自らに差し出された救済の手を拒み、子供たちとともにトレブリンカ強制収容所に消えたヤヌシュ・コルチャック。医者にして作家であり、そして教育者であったポーランドのユダヤ人の苛烈な生涯は、戦後六十年を経た現在も、私たちの心を揺さぶる。「子供の権利条約の精神的な父」と讃えられる、その先駆的な人権思想を明かす傑作評伝。
感想・レビュー・書評
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2005年時点では、決定版だったろう。
それから19年。
最後の行進については、塚本の論考がある。
この本に書かれていることは幾分脚色されているのかも知れない。
そのようないくつかの咎はあるかもしれぬが、批判的に読み解く限り、非常に貴重な本である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コルチャック先生の名前だけは知っていたが、恥ずかしいことに苛酷な事実をまったく知らなかった。
トレブリンカでもコルチャック先生と200名の子供たちは、どんなにか辛い日々を過ごしたのだろうか。
日露戦争の影響も興味深い。 -
コルチャック先生の生い立ちから、作家活動、孤児院での子どもたちとの共同生活、そして教育理念まで、コルチャックを知るための初めの一冊。
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