レヴィ=ストロース講義 (平凡社ライブラリー)
128人が登録
★3.69
| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなのタグ
この作品からのみんなの引用
-
人類始まって以来の新しい事態に直面し、それを放置しておくのは言語道断であり、新たな法をつくって規制せねばならないと考えている立法関係者に対し、人類学者は次のように助言することができましょう。「もっと慎重に。どれほど奇妙に見える事例でも、他の社会で同様のことが、まったくふつうのこととして行われていない例はないのです」
― 136ページ -
むしろ、それぞれの地域の人間の文化、それぞれの時代の生活様式が、人類の生物学的進化の方向とリズムをかなりの程度決定してきたと言えるのです。文化は人種に従属するどころか、人種―という不適切な用語で呼ばれている何ものか―こそ、文化のさまざまな働きのひとつだということが、わかってきたのです。
― 155ページ
みんなの感想・レビュー・書評
25年ぶりの同級会は、まるでタイムカプセルの中身のように、忘れていた昔の自分との再会であった。 「一度会ったよねえ、山手線で、お前の銀行がまだ○○銀行っていう分かりやすい名前だった頃、2、3分だけど話したじゃない」 相手はそのことを全く覚えていない。 「お前、いつもカメラぶら下げてどうみても不審者だったよなあ」 確かに写真家を目指していた時期はあった。だが撮らなくなっても... 続きを読む »
フランスの文化人類学の泰斗、レヴィ=ストロース氏による日本での3回に亘る講演の収録本。
構造主義や人類学について全く知識がなくても、とても理解しやすく、入門書として最適。
本書の内容は、大きく分けて3つ:
1.西洋文明市場主義の終焉
2.現代の3つの問題-性、開発、神話的思考
3.文化の多様性の認識へ
低開発、貧困、格差、そして文化の衝突など、現代社会が直面している様々な問題の奥行きを、”全体性と客観性”によって捉えるというレヴィ=ストロースのものの見方、考え方が非常によく分かる内容になっています。
10/01/10購入。本屋さんでパラパラとながめたら読みやすそうだった。しかし、いつ読めるか不明。不問。不精。
しかし読みたいのだ。
人口規模を小さく保ち、自然資源について知識を持つことで可能な未開社会の豊かさは一日2〜4時間の労働で子供や老人を含めた家族分の食糧を確保できる
ヨーロッパ人と同じ過ちを繰り返さないように教える
社会秩序と世界観に根拠を与え、物事をかってのありかたにより説明し、物事の現状を過去から正当化し、将来を考えるソースとする点で、歴史と神話は同じであるが、また、未来は現在及び過去と同じではないと想定されている点で、歴史と神話は異なる。
バイカルチャーの原点はレヴィ=ストロースにあるような気がします。日常生活で出会う様々な人間の差異を理解するにはもってこい。
世界的に有名な文化人類学者レヴィ=ストロースが東京で行なった講演の記録。非常に読みやすく、かつ内容も興味深い。質疑応答で、答えようのない質問をさらっと流しているあたりが臨場感たっぷり。レヴィ=ストロースって名前は聞いたことあるけど・・・って人は読んでみたらいかがでしょう。






