二度生きたランベルト

  • 平凡社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582829570

感想・レビュー・書評

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  • ロダーリが作った話をイタリア中の小中学校を回って、朗読し、子供たちの意見を取り入れ生まれた物語。「ランベルト ランベルト ランベルト…」と唱えることで若返り、94歳だった主人公が最終的には13歳の少年に。辞書をめくって行き当たりばったりの逃亡劇。ランベルトの2度目の人生を読者に委ねるやり方はまさしく『ファンタジーの文法』の手法。ロダーリの本はどれも子どもたちへの愛で溢れてる。2012/197

  • 誰しも若返って二度目の人生を歩みたいと思っているものですが、それを本当にやってみてしまった老人、その名もランベルト。ジョークを取り入れながらのコメディ風味に仕立てられたこの本でランベルト老人はどんどん若返ります。一見成功したかにみえたその方法でしたが、そうは問屋が下ろさない。

  • それぞれの話は印象にほとんどないんだけど面白かったと思う。表紙も含めて。いい加減なのが好きなんで。

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著者プロフィール

1920年生まれ、1980年没。イタリアの作家、詩人、教育者。1970年、国際アンデルセン賞を受賞。20世紀イタリアで最も重要な児童文学者、国民的作家とされている。『チポリーノの冒険』『青(あお)矢号(やごう) おもちゃの夜行列車』『空にうかんだ大きなケーキ』『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』『猫とともに去りぬ』『ランベルト男爵は二度生きる サン・ジュリオ島の奇想天外な物語』『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『クジオのさかな会計士』などがある。

「2022年 『うそつき王国とジェルソミーノ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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