マイルス・デイヴィスの真実

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 36
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582831276

作品紹介・あらすじ

本人へのインタビューと関係者の証言で綴る"決定版マイルス・デイヴィス物語"。

感想・レビュー・書評

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  • とにかく怒涛のボリュームだけれども、
    この本にはインタビューをした
    著者の愛が込められています。

    愛があったからこそ、その巨星が落ちてしまったときの
    衝撃はものすごいものだったのでしょう。
    (それは死を聞いた後のリアクションからも容易に
    想像できることでしょう。)

    彼の才能はセンスもあることながら
    並々ならぬエネルギーがあったからこそ
    開花したものだと思います。
    そしてひたすらに「探求」をし続けました。

    学ぶこと、ありますよなぁ。

  • マイルスの非常に分厚く読み応えのある本です。
    マイルスの伝記というよりもジャズの歴史本。
    時代によって展開する音楽が異なるため、どうしても自分が好きな時代の文章に気持ちが入る。特に、ジミヘンとの話やロックに流れていくあたりの話にどうしても引き込まれますね。
    これを読んだ後だと音楽がまた違って聞こえるから不思議。

    ただ、非常に取材を熱心に行っているのが伝わるんですが、マイルスのインタビューを多く引用していることもあり、文章が冷静すぎかな。
    筆者の意図からはずれるかもしれませんが、もっとマイルスが大好きというのを全面に出して、自分の言葉で書けば面白くかけたかも。

  • マイルスはツンデレだったのか。

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著者プロフィール

1950年東京生まれ
自称“世界一のブルーノート・コレクター”
ジャズ・ジャーナリズムにデビュー
ニューヨーク通
著書『激白ジャズ・トーキン』(スイングジャーナル社)

「1994年 『ブルーノート再入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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