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みんなの感想・レビュー・書評
★5つじゃ足りないくらい、すばらしい本に出会えた。これ1冊で美しいものづくりとはどのようなものかが理解できる気がした。 特に、父であり民藝運動の中心人物であった宗悦の考え方を、工業の中心が手工業から機械工業へと変遷する中でどのように昇華させていったのかについては興味深かった。直近に宗悦の考え方に触れ現代社会にはなかなかそぐわないのではと疑問に感じていた自分に対して、ひとつひとつ疑問に答えてく... 続きを読む »
(図書館)柳氏のデザイン論と自作の解説、国内外のプロダクトを取り上げ解説。背筋ピーンとなる良書。
柳宗理の厳しいデザイン哲学がぎっしりつまった一冊。その造詣は野球のボールや自転車のサドル、亀の子束子などにおよび、日本古来の纏(まとい)やしめ縄を考察する。そして良い製品とは、使ってみて便利なもの、丈夫なもの、長持ちするもの、気持ちの良いものとあると書かれている。柳宗理の文章には、読者の背筋をピンと立たせるものがある。
デザインとは触発されるものでなくそこにあるもの。感性がうごくかたち、そこにあるれば役目のわかるアフォーダンス。
無駄なものはなく、必要なものはそろってる。
人間の目は純粋なものに感激し、憧れる。
伝統の美と創造からしかデザインはうまれない。
デザインは線を引くことじゃない。
工業デザイナー、柳宗理のエッセイ集。徹底したモダニスト。父の民藝運動と自身の活動の差異と共通性を意識しながら、今日的な大量生産品の中での機能美を追求した氏の考えがよく見える。
良くデザインされた、誰でも手の届く工業製品として、柳宗理のプロダクツは現在の私たちも気軽に手にとって使うことができる。同様の思想でつくられた海外のデザイナーのプロダクツ(イームズにしろスタルクにしろ)が、日本に来ると高値になっていることに、輸入代理店は猛省すべきだ。
見た目は分厚いが、意外とすんなり読めてしまう。工業デザインの方法、経済との関わり、教育のあり方など、幅広くデザインについて語る。日本の工業デザインのパイオニアであり、現場を大事にする柳ならではの考え方は、今もなお新鮮に聞こえる。
しかし忘れてならないのは、柳の考え方以上に、その造形感覚だと、僕は思う。手の運動から生み出される、あのふっくらとして優しい形は、誰にも真似できるものではないし、デジタル化なんてもっての他である。バタフライやエレファントなどのデザインが、柳の主義・主張から可能になったものではなく、その「手」から生まれたものであることを、忘れてはいけない。
柳宗理のデザイン論が分かりやすく述べられています。アート、デザインに興味がある方にオススメの書。父、柳宗悦の哲学を理解したうえで読んでみると尚一層深みが増します。
かれいわく、必要性から生まれる無駄のないデザインが美しい。あのスプーンのフォルムもそうなのか。。素敵。mr.yanagiのその考えは民芸に通じるそうです。わたし駒場の民芸館まで行きました。

残念、自分にとって、内容が濃くて、期限内に読み切れなかった。
乞う!再挑戦!
デザイナーは、感覚さえ研ぎ澄まされていればいいものばかりだと思っていた、浅はかな私。
著書は、柳宗理のコラムを色...





