円朝ざんまい よみがえる江戸・明治のことば

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著者 : 森まゆみ
  • 平凡社 (2006年10月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582833409

円朝ざんまい よみがえる江戸・明治のことばの感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りる。ものすごく楽しかった!大事に大事に読んだ。円朝の引用と書き手の紀行文が交じり合って。一番驚いたのはあとがきに載っていた「言葉は国の手形さ」というセリフについて。その昔寝台列車で会ったご老人に津軽弁でそう言われて以来、訛りを直さず話すことに決めたのだが、それが円朝の言葉で、今ここで出典を知るとは思わなかった。

  • 江戸、明治の粋な言葉の表現が面白かった

  • 木内昇さんの『漂砂のうたう』では、思いっきり怪人物に描かれていた円朝の弟子ぽん太。お師匠さんのお墓のすぐそばに彼の小さなお墓もあるのだそうです。
    さて本作品では、作者の森さんと飲み仲間の自称ぽん太が、円朝作品を紹介・解説するとともにゆかりの地を巡ります。おいしい地酒や温泉もしっかり堪能する二人の掛け合いが軽やかで何だか楽しそう。
    群馬と栃木を旅した『塩原多助一代記』の章は、過去と現在が上手くリンクされてとくにおもしろかった。
    私の知っていた『牡丹灯籠』『真景累ヶ淵』のお話は、実は作品のほんの一部分で、全体は非常に複雑なものでした。全てを読むとしたら、詳細な家系図と付箋は必需品ですね。
    多方面にアンテナを張って作品を創作しつづけるのも大変ですが、それを客の居並ぶ前で扇子と自分の声だけで一人何役も演じ分け、若い弟子を育てていくのですから、噺家さんの気力と体力は凄まじいです。

  • 円朝作品の舞台たずね歩き。なじみのある場所だったりすると、明治や江戸がぐんと近く思えてくる。何気なくよい温泉案内にもなっている。それにしても上手い古典落語を聴きたいものよ。

  • 森さんの本を読むと、昔の人も、昔のことも、ああ、あそこのおじさんが…的な感覚で読むことができるから不思議だ。歴史は人が歩いた足跡の積み重ねだ。だから、その足跡を追いかけることで、その人を、その人が生きた時代というものを振り返り、今を余計、いとおしく思うのかもしれない。【図書館】

  • 森さんの本を読むと、昔の人も、昔のことも、ああ、あそこのおじさんが…的な感覚で読むことができるから不思議だ。歴史は人が歩いた足跡の積み重ねだ。だから、その足跡を追いかけることで、その人を、その人が生きた時代というものを振り返り、今を余計、いとおしく思うのかもしれない。【図書館】

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