つばき、時跳び

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 151
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582833423

作品紹介・あらすじ

あの『黄泉がえり』の作者が満を持して放つ究極のタイムトラベル・ロマンス!150年の「時の壁」を超える恋の行方は?待望の長編最新作。

感想・レビュー・書評

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  • タイムトラベラーのお話です。
    ファンタジーの中にラブストーリーを織り込んでいます。
    ある意味ではドラマ化されたコミック『仁(JIN)』を連想させます。

  • 時を超えて男女が巡り会うお話。時代考察が軽いことやヒロインのちょろさ等、色んな意味で甘いところはあるが、この手の物語にありがちな悲恋に終わらせないのは良いと思う。

  • 2022.08.19 図書館

  • 世界観は好きなのですが、どうも2人がもどかしくて。

  • こういうタイムパラドックスは好き!

  • 舞台が熊本であったので、情景描写がすんなりと入って来て、読み易かった。
    久しぶりに清々しい小説を読んだ気がする。
    こういう夢物語は大好物です!

  • タイムトラベルとロマンスがいい感じでミックスされていて恋愛小説を殆ど読まない自分でも読めました。
    SF的な部分は面白かったけれどつばきは若いからまだ良いとして三十路の惇の初心さはどうかと…。特に惇が若くて美人で可愛らしい性格のつばきに惚れてしまうのは分かるけれどつばきは惇のどのあたりに惚れたのかが分かりにくくて(いきなり飛ばされた未来の世界で唯一の理解者だから惚れて当たり前、と言うことでしょうか?)そのあたりをもうちょっと掘り下げて欲しかったかな、と思います。

  • 本作は、ある意味時代小説でもある。基本的に時代小説は嫌いなので、これまでに読んだことはない。(間違えて読み始めた本は途中でやめている。)この作品は、時代小説独特の妙な雰囲気を醸し出そうとしていないので、すんなりと読むことができた。
    この作品は、タイムトラベルロマンスである。
    過去へ、過去から現代へ、そして謎を解こうとして、自分の行動がある人物に影響し、時の輪ができあがる。何が原因で何が結果であるのかが曖昧となったままハッピーエンド。この原因-結果の矛盾感がタイムトラベルものの醍醐味。

  • 熊本などを舞台とした作品です。

  • おもしろかった!
    切なくも暖かくなる恋愛小説。

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著者プロフィール

熊本県生まれ。「美亜へ贈る真珠」でデビュー。代表作に『地球はプレイン・ヨーグルト』『怨讐星域』「あしびきデイドリーム」(星雲賞)『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞)『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞)、そして映画化した『黄泉がえり』や、舞台・映画化した『クロノス・ジョウンターの伝説』など。

「2022年 『未来のおもいで 白鳥山奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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