メモリー・ラボへようこそ

著者 :
  • 平凡社
3.22
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本棚登録 : 146
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582834642

感想・レビュー・書評

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  • いつもの梶尾真治だった。
    読み終わった後にほんわりとした感じ。
    もうちょっと引っ張ってくれてもいいかなと思いましたけど。

  • 記憶に関わるサイエンスファンタジーです。
    洗練されたストーリー展開は一気に完読させるセンスを感じさせます。
    読後感もとても良い作品です。

  • 面白かった。
    ただ、ストンと結果がわかってしまったので、物足りない印象。
    面白い題材やから、もっと長々と引っ張って欲しかったです。

  • 繊細な小説です。
    感動しました!!

  • 子供の頃、未来予想をしていたことが今実現されていることが多々あります。
    そう考えると、想い出・記憶をいつか操作できる日がやってくるかもしれない

  • メモリーラボへようこそ・おもいでが融ける前に の二編。最初の一編の方が不思議さとラストへの流れが気持ち良くて好き。

  • 連作短編集かと思ってたら、二連作中編でした。
    だいどんでんがえしあり。

  • 時間移動で過去にたどり着くのではなく
    思い出という点での過去ということでは
    「黄泉がえり」的ともいえるが
    他の短編集、他の長編と比べれば
    もっと由美さんや母について
    または主人公の内面の描き込みがあってもよいと思う。
    主役脇役問わず、登場人物にいまひとつ
    感情移入できなかったことも残念。

    しかし、愛にはあふれておりプラマイゼロな感想

  • 記憶に関する物語。しんわりとしみる中篇。インパクトは無いけど、安心して読めますね。消したい記憶はあるけど、それがあるから今が有るわけで。。。自分にはちょっと微妙かな。

  • 題材が題材だけにもっとマニアックで、えげつなくて。。。となりそうですが、梶真さんだとこういうふうに作るのねえと妙に納得。

    記憶ってそもそも何なのですかねえ。
    記憶にすがっているが、それが本当かどうかは分からない。
    でも、その記憶があるから、なんとか今立ってられるかも知れないと思うと。。。

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著者プロフィール

熊本県生まれ。「美亜へ贈る真珠」でデビュー。代表作に『地球はプレイン・ヨーグルト』『怨讐星域』「あしびきデイドリーム」(星雲賞)『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞)『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞)、そして映画化した『黄泉がえり』や、舞台・映画化した『クロノス・ジョウンターの伝説』など。

「2022年 『未来のおもいで 白鳥山奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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