鉄道技術者 白井昭―パノラマカーから大井川鐵道ＳＬ保存へ

著者 : 高瀬文人

• 平凡社 (2012年1月26日発売)

作品紹介・あらすじ

「未来の乗り物」を次々と世に送り出し、高度経済成長を猛烈サラリーマンとして駆け抜けた男は、ある日突然、経営危機のローカル鉄道に出向を命じられる。最後の生き残り策は、未来とは一八〇度逆の、蒸気機関車の動態保存だった…。保存鉄道への再生で鉄道を守った男の仕事は、いつか地域の再生にまで及んだ。名鉄パノラマカー、東京モノレール、名神高速養老SA、アプト式鉄道建設、そしてSL動態保存…。複眼思考で「夢の乗り物」を作り続けた男の、特急人生。

感想・レビュー・書評

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

鉄道

[よっしーヨシさんの感想 · 2014年7月14日]

未来が見える電車「パノラマカー」など、さまざまなアイデアでいままで日本になかった交通機関を作り出し、
その後、つぶれかかったローカル鉄道「大井川鉄道」をSLの運転やアプト式鉄道への付け替えなど、地域の特性を生かし、地域と一緒に再生していく姿が描かれています。
ハコモノではなく、地域の力を生かした地域再生。他の地域でも参考になると思います。

[りぶっくま（安城市図書館ファン通信）さんの感想 · 2012年5月2日]

【新刊情報】鉄道技術者白井昭　289.1/ｼ　http://tinyurl.com/8946vqz　名鉄パノラマカー、東京モノレール、名神高速養老ＳＡ、アプト式鉄道建設、そしてＳＬ動態保存…。複眼思考で「夢の乗り物」を作り続けた男、白井昭の特急人生を紹介する。 #安城