ソボちゃん: いちばん好きな人のこと

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著者 : 有吉玉青
  • 平凡社 (2014年5月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582836479

ソボちゃん: いちばん好きな人のことの感想・レビュー・書評

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  • 「身がわり」と重なるところもあるのだけれど、「身がわり」が母・有吉佐和子に力点が置かれているのに対し、こちらは祖母・有吉秋津への思いを描いている。
    大きな仕事をする人は、一人でそれを成していることはない、としみじみ思う。それはただ傍で支えたということだけでなく、有吉秋津という人がいたからこそ、有吉佐和子という人が、人として、作家として生まれた、という繋がりを思うのだ。

  • 有吉佐和子・玉青という二人の作家を支えていた「ソボちゃん」こと有吉秋津。佐和子が亡くなった時、ゴーストライターを疑われたほど存在感を持っていたソボちゃん。明治生まれにしては大柄な165cm。夫の海外出張にも付いて行っていたので知識も豊富。
    女三代のおはなし。ついつい引き込まれる。

  • 914.6

  • 鞄に名前の頭文字だけ書くのは、名前を呼ばれて知らない人についていかないように

  • 有吉佐和子さんと阿川佐和子さんの区別もろくについていないまま読み始めた本。

    タイトルどおり筆者と祖母との思い出を綴ったものではあるが、そこには強烈に母の存在がある。
    厭わしいのに愛している、かくもややこしい母娘の関係。

  • 尊敬する人に育てられるって、素敵な事ですね

  • ソボちゃんとは祖母ちゃんのこと。作家有吉佐和子の娘、玉青は幼い頃から祖母のことをソボちゃんと呼んでいたという。この本はその祖母のことを中心に母、佐和子そして自身のこと、つまり女三代のことを玉青の目を通して描いた作品。
    玉青の祖母は明治の旧家に育った教養のある女性だったことがよくわかる。仕事に忙しかった母佐和子に替わり、玉青は祖母に育てられた。しつけもしっかりしており、知識教養も深く、それを孫にしっかりと伝えている。それでいて厳格なのではなく、女性としての優しさをもって愛情満ちあふれた育て方をしている。著者もいっているが、祖母は母親の役割、そして母は父親の役割を担っていたのだろう。
    また、私が20代のころ、良く読んでいた有吉佐和子という作家の側面も見ることが出来た。53歳という若さで逝ってしまったことに今更ながら残念といわざるを得ない。
    この本を読んで、佐和子の祖母、母、そして佐和子自身をモデルにしている佐和子の「紀ノ川」を読んでみたいと思った。

  • 若くして亡くなった祖父、離婚した父という理由で、祖母・母・一人娘の女3人家族で育った玉青さん。仕事で忙しい母・佐和子さんに変わって玉青さんを育てたのは、若いころインドンエシアで暮らしたことのある祖母だった。冒頭、玉青さんは祖母と母が住んでいたバタビアの社宅跡を訪ねる。オランダ領であった当時のバタビアを祖母はなつかしく語ってくれていたという。
    ある意味、典型的なおばあちゃん子だったのであろう玉青さんが、優しい目で最愛の祖母と、母の姿を語る。

  • 私が生まれたときには、両方ともに祖母が亡くなっていた。いたら、こうなるわけではなかったろうが、うらやましいなと思った。

  • 表紙のおばあさまがとても上品で素敵。隣は幼少期の有吉玉青らしい。後ろの襖の落書きを眺めているといつの時代の子供でも同じような事をするのだなと思い、クスっとなった。有吉玉青の作品のルーツはおばあさまなのかもしれない。

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