わたしの主人公はわたし:他人の声に振りまわされない生き方

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 287
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582837636

感想・レビュー・書評

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  •  以前に読んだ、田中圭一さんが書かれた「うつヌケ」…その田中さんが推薦している書籍ということもあって、この作品も積んでました(汗)。今まで読んだ細川貂々さんの作品は漫画でしたが、こちらは細川貂々さんのイラスト付きのエッセイというのがふさわしいかなって思います。

     何をやってもうまくいかない、そんな自分がキライで、将来が不安になる…ネガティブ思考クイーンであった、細川貂々さん…。そんな貂々さんが自分自身と向き合い、夫であるツレさんや友人の助言を得ながら、どうしたら生きやすくなるかを考え、考え方を変えたらどう変わったか…を教えてくれる内容になっています。

     ネガティブな自分でもそのまま受け入れる…それでいいんじゃないか、力を抜いてふわっと生きる…あせらずにゆっくり自分のペースでいい…『ゆるーく ながーく 自分らしく』につきます。

    • 1Q84O1さん
      ネガティブではありませんが、決してポジティブでもありませんw
      だけど、「ゆるーく ながーく 自分らしく」いいですね
      心掛けてみます^_^
      ネガティブではありませんが、決してポジティブでもありませんw
      だけど、「ゆるーく ながーく 自分らしく」いいですね
      心掛けてみます^_^
      2023/11/18
    • かなさん
      1Q84O1さん、こんばんは!
      お返事遅くなっちゃいました…。
      私は結構、ネガティブでもあるけれど
      楽観的なところもあるんですよね(^...
      1Q84O1さん、こんばんは!
      お返事遅くなっちゃいました…。
      私は結構、ネガティブでもあるけれど
      楽観的なところもあるんですよね(^-^;
      「ゆるーく ながーく 自分らしく」
      生きていくって色々あるけれど、
      あまり深刻に考えずに、その時その時を過ごせれば
      それでいいのかなぁ…って思いました(*^^*)
      2023/11/19
  • 宮崎あおいと堺雅人で映画化もしたマンガ
    『ツレがうつになりまして』の筆者が書いた本。

    “ツレのつぶやき”ってページもあって、
    旦那様の体験談も交えたお話も聞ける。

    「その日できることをする。欲は出さない、無理はしない」とか「自分は自分、他人にどう思われてるかを気にしない」とか、
    よく言われてるけど忘れがちなことが満載。
    でも、ありきたりすぎて、読んだ後すぐ忘れそう…

    わたしはポジティブでありながら根暗で、他人からどう思われてるかを毎日気にしすぎてしまうので、どちらかというと
    『どうすれば、他人にどう思われているかを気にしないで生活していけるか』が知りたかったなぁ。

    この本に書いてあること、わかっちゃいるけど
    それが出来たら苦労しないよー。って
    ことなんだよなぁ。


    “過去の引き出し”の話が面白かった。
    “いまを取り戻す練習”わたしにも必要かも。

  • 【目次】
    はじめに

    第1章 自分のなかのダメと向き合う

    人生七転び八起き/怒りのクセを知る/身体の声を無視しない/ヘコむ気持ちをおさえつけない/自信がなくてあたりまえ/身体がゆるむと心もゆるむ/その日できることをする

    第2章 ズレをこわがらずまわりと向き合う

    人は人、自分は自分/人付き合いのクセを治す/人も自分も、いろんな顔がある/刷り込まれた「他人の声」に気づく/伝えることをこわがらない/心の水たまりをつくらない/不安な気持ちも伝えてみる/まわりが気になるときこそ自分のペースで/自分が変わればまわりも変わる/愚痴も弱音も吐き出してみる/気持ちを共有すると元気になれる/まわりとつながって生きている

    第3章 ココロを○(まる)くする自分との向き合い方

    「好き」に正直になる/新しいことをこわがらない/ダメでもともと、やってみないとわからない/大きな変化は小さな変化からはじまる/頭にふりまわされない/世間の期待を背負わない/自分を責めない/心と身体の整理整頓をする/不安を見極める/未来をこわがらない/いまを生きる/過去の不安にとらわれない/自分にやさしくなる/「ダメ」と決めているのは自分自身/焦るときほど自分らしく/自分を大切にすることからはじめてみよう

    おわりに

  • 自分が認めたくない私、不都合な私…色んな好きになれない自分がいるけれど、それは是正するべきものではなく、ただ「そういう私」としてまるっと受け入れる。そうすることで自分を取り戻せる。そんな話だと理解しました。対処しようとすると、おかしなことになるんだよなぁ…
    すっと読めて、また合間に語られる「ツレ」の言葉も個人的には好きでした。

  • こういう考え方って私だけじゃなかったんだと最初に安心出来ました。私も相当ネガティブなので、何かを始めようとしても「上手くいかないかも」や「出来なかったらどうしよう」と後ろ向きな考えしか出来ず、そういう風に発言していたなって自分を振り返ることが少しずつ思い出しました。「少しづつ変わることが大切」、「ポジティブでも、ネガティブでもそのままを受け入れることが大切」などの色々なメッセージが込められています。ツレさんのメッセージもそうなんだと参考になるし、定期的に再読したいです。

  • P140自分に優しい言葉をかけてあげることで心は安定します
    P113
    過去や未来にとらわれて生きるのはつまんない、今をどう生きているのかを実感する事が大事
    P95
    新しいことや自分が体験していないことはうまくできるかどうかという結果を気にするのではなくて、動いて経験してみれば何かを発見できるのでそれを楽しめばいい
    P32
    その日できることをする
    できないことはしない
    P44
    こういういいところがたるのだから良い人なんだろう

  • 『自分の考えの中に「べき」と「絶対」が入ってきたらあやしいと思え』というのは納得。これらは自分を縛る要素になるから。一方で、「こうだから、こうすべき」という枠にはまることは楽でもある。枠からはみ出ると周りの人に認めてもらえないこともあるから。でも私の人生の主人公は私、どうしたいかを優先させなくては。

  • 「悲しいことがあったとき、それにおぼれてしまって苦しいのはわかっていたけれど、逆に楽しいことがあったときも、その楽しさが去ったときに、なんでもないのに不幸になったような気分になる」的な記述があり、腑に落ちた。この波をうまく乗り越えるためには一度おぼれてみることと著者は書きます。よく、お酒を飲んだ翌日に(やらかしたわけでもないのに)落ち込むことがあります。これと同じこと。
    感情の波をなかなか乗りこなせない自分には参考になりました。

    p25
    もしかしたら、自信ってみんな持ってないのかも。持ってないのが普通なのかも。持ってないことに、どう向き合うかのほうが大事なのかもしれない。

  • 『わたしの主人公はわたし』
    他人の声に振りまわされない生き方 細川貂々さん

    図書館で借りた本。
    心にネガティブ思考クイーンがいて、常にネガティブに考えてしまう人が、考え方を見直す方法が書いてあるもの。
    とても読みやすくて、すぐに読み終わった。

    親の考えは、自分でもどうすることができないうちに考え方が子どもに刷り込まれるので、幼少期の環境や考え方って大切だなと思った。

    〈本文より〉
    ・人生の波は思い通りにのりこなせなくて私はいつもおぼれている
    ・イライラしたらどうしてイライラするのか考えてみる
    ・自分のカラダのことは自分が一番わかるよ
    ・今日できることを一生けんめいやる よくばらない
    ・自分のシアワセは人とちがうから比べなくていいんだよ うん。
    ・自分は自分 他人は他人 ちがっていいんだってことを自分に言い聞かせる
    ・あせらない あせらない ゆっくり 自分のペースで
    ・自分のメンテナンスは自分自身じゃできないから助けてくれる人が必要
    ・ひとりで考えないで誰かと話す
    ・自分で気づいてないけど きっと誰かが見てくれてる
    ・やってみてダメだったとしても経験したことは残るからそれでいいよね
    ・できることからすこしずつやっていこう 動かないと始まらない
    ・自由にならたくてジタバタしてたら逆に自分をしばってた
    ・ワクの中に入ってたら身動きとれなくなるからワクを作らないようにしたい
    ・そのまんまの自分を受け入れることが自由になることなんだ
    ・ためこまない はきだす ながす すてる
    ・まだおきてないことに対して不安になるのはやめる
    ・今 できることを やる
    ・前に進もうとする自分の足をひっぱるのはもうひとりの自分
    ・自分にやさしくなれると他人にもやさしくなれるよ
    ・今できなくてもそのうちタイミングが合えばできるようになるよ
    ・ゆるーく ながーく 自分らしく
    ・人は必ず自分を守ってくれる者を持っているはず。悪いヤツらに邪魔されて、守ってくれるものの声が聞こえなくなっているだけなのかも
    ・自分を守ってくれる存在は自分の中にいて その声を聞けるようになると楽になる

  • 図書館で借りてきて、ほぼ一日で読破。
    (普段は1週間読み続ける人。)

    他人を変えるのではなく、自分を変える。
    よく聞くけど、再確認したなぁ。

    そして、続けることが大切…。三日坊主なので、気をつけたいな。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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