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みんなの感想・レビュー・書評
[ 内容 ] マスメディアによる少年犯罪報道は、ほんとうに正しいのだろうか。 一九九〇年代に「頂点」に達したといわれる少年犯罪の本質を、報道のされ方、統計の見方などの側面から歴史的に検討し、現在の少年犯罪の課題についても論及。 「互いに働きかけあい、相互に行為しあうなかで作り出されるもの」として考察する。 少年犯罪を考えるための基準点をステレオタイプな説明を避けて提示する。 [ 目次... 続きを読む »
イメージだけで凶悪化したことにされてる現代っ子たちへの誤解を解こうという試み。
大人になって、なおかつ今の子と接点のない暮らしをしていれば、そりゃあいまどきの子どものことなんてわからない。
わからないものは怖い→わからないのは知らないからじゃなくて今の子がわけのわからないモノだからだ。
わからないことをわかろうとする努力がめんどくさいなら、そりゃもう「奴らがわけのわからないものだから俺がわからないのも仕方ない」と納得するのが手っ取り早い。
ゆえに、いまどきの若いモンは遥か昔からろくでもないし、近頃のガキは凶悪化してるって思いたい。
でも凶悪化した子どもがいっぱいいると思い込むのは不安なことだ。
怖がられる子どもたちには不幸なことだ。
少年犯罪とは具体的にどのようなものなのか、明治から昭和、現代にかけての歴史的変遷、2000年の改正少年法の解説などが載っている。 まず、単純に「少年犯罪が増えた」と言って統計を出されても、それらの統計を鵜呑みにしてはならないということが解説されている。物事を批判的に見るにあたって、統計資料の読み取りを表面的なもので終わらせないにすることが重要であることがよく分かる例となっている。大正・昭和の... 続きを読む »
私はこの本を読んで、少年犯罪は単に心理的にではなく、人々が互いに働きかけあう過程を通じて構築されるものだと考えました。少年犯罪の歴史は深く、明治から放火、家族皆殺しなど過激さをきわめていました。しかし、そこにも人による働きかけがあり、それによって少年による犯罪が起こされてしまうとこの本に実感させられました。日本の法は決してゆるいわけではなく、他の先進国と比較しても決して引けを取るものではないので、少年犯罪をなくしていくには、もっと人々の心掛けが大切になってくるのだと思いました。






