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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582851427
感想・レビュー・書評
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「ならぬことは ならぬものです」
保科正之を藩祖とする会津藩は、戊辰戦争で薩長を中心とした官軍に対し徹底して抗戦し、白虎隊・娘子隊の悲劇をはじめとする多くの犠牲者を生んだ。
「会津降人(罪人の意)」と呼ばれ、戦後は陸奥・下北へ移住してのお家再興が認められたが、それは寛典とは程遠く、事実上の流刑だった。父祖の地から遠く離れ、厳しい寒さと飢餓・そして逆賊の汚名に苦しみながらも新時代を臨み、生き抜いた会津の人々、その心の真髄を探る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会津を知るのにすごく役立った。
戊辰戦争からはあまりにもかわいそすぎて、卒論のテーマにするかどうか迷ったほど。。
容保公は兼継のように素晴らしい武将でもなく、判断ミス等で負け続けた会津だけど、
武士道を最後まで貫き通した姿は尊敬すべきものだし、立派だと思う。
最終章の山川健次郎が明治の世を生き抜いた話も興味深かった。 -
会津の人がなぜ長州の人をいまだ許せないのかがわかった。
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