カビの常識 人間の非常識 (平凡社新書)

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著者 : 井上真由美
  • 平凡社 (2002年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582851496

カビの常識 人間の非常識 (平凡社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 文章は余り宜しくないが、知識は増えたので益としたい。

  • 基本的なことを思い出した。
    現代の生物分類は、動物界、植物界、菌界および細菌のサイクルでなりたっている。基本的なサイクルは、植物と菌のキャッチボールで成り立つが、逆の意味で言えば、動物こそこのサイクルに寄生している生き物である。
    地球は、人間の惑星とも昆虫の惑星とも言われるが、おそらく地球上で一番広く分布しているのは、菌である。人間の皮膚や腸の生命活動においても、食品工場においても菌がいないところはない。
    プラスチックやペットボトルが菌に分解できないというのも、現在の話であって、アルミニウムでさえ分解できる菌にとって、人工物はおそらく近い将来分解することができるものになるだろう。
    病気になっても薬を全く飲まない化学薬品嫌いの私も著者が言うように将来菌の研究によって薬がなくすことができるかもしれないという未来に期待を持っている。
    南方熊楠もパルモグレアという藻で、空気中の窒素を固体に変える研究をしていたが、化学ではなく、生物学でもっと商業活動できる時代はもうそこまできているはずだ。

  • [ 内容 ]
    プラスチックフィルムに包むから食品にカビが生える、洗いすぎるから体を守る微生物が失われる、薬剤を使うからさらにカビがふえる―。
    飛行機にもレンズにもカビ。
    想像を絶するカビの脅威的な力は、実は自然界の絶妙なバランスを崩した人間の驕りがもたらしたもの。
    不潔、危険、やっかいものとされるカビと、どうつき合っていけばよいのか。

    [ 目次 ]
    プロローグ(微生物は地球の自然のパイオニア 微生物の持つ環境適応力 ほか)
    第1章 カビの常識・人間の非常識(ウンコはくさくも汚くもない おしっこは無菌の液体 ほか)
    第2章 想像を絶する驚異の生命力(アルミニウムを食べるカビ プラスチックがカビでやられる理由 ほか)
    第3章 カビは健康の敵?味方?(食品包装用のラミネートフィルムはカビだらけ なぜ冷蔵庫のなかはカビの住みかになるのか ほか)
    第4章 カビの目線で日本人の暮らしぶりを見ると(健康によくない住まいだからカビが生える 見直したい木造住宅の快適さ ほか)
    第5章 微生物とともに健康に生きる(赤ちゃんの元気は微生物の元気 健康は微生物を食べることから ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 今まで持っていたカビや細菌のイメージが変わります。本当のカビのことなど、ビックリすることがたくさんです。

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