キリスト教歳時記: 知っておきたい教会の文化 (平凡社新書 203)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 37
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582852035

作品紹介・あらすじ

「キリスト教の行事というとクリスマスしか知らない」とか、「えっ、ハロウィーンって教会のお祭りじゃないの?」とか…。日本人には、そんな人が多いのでは?実は、キリスト教最重要の行事はクリスマスではなくイースター。さらに、イースター前後はそれにちなんだ行事が目白押しだし、一年中毎日だれかしら聖人の記念日だったりもする。知っておきたい欧米生活文化の基礎、キリスト教の年中行事を歳時記スタイルで大紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 実にいろいろなキリスト教祭日があるのに驚きました。ルーテル教会に所属していますが、イースター、ペンテコステ、クリスマスの3大祝日以外には、宗教改革記念日しか、普段は教会ではいいません。カトリック、東方正教会などが中心とはいえ著者はルーテル派にも触れ、ルーテル派の祝日としても紹介しているものが多いことが不思議でしたが、私の教会がルーテルといいながら、伝統的な流れと異なり、一般のプロテスタントに近いのかも知れません。しかし、この著書は大変な力作であり、キリスト教そのものの紹介にも繋がるものです。改めて、年間の教会カレンダーの意味の再勉強に役立ちました。

  • [ 内容 ]
    「キリスト教の行事というとクリスマスしか知らない」とか、「えっ、ハロウィーンって教会のお祭りじゃないの?」とか…。
    日本人には、そんな人が多いのでは?実は、キリスト教最重要の行事はクリスマスではなくイースター。
    さらに、イースター前後はそれにちなんだ行事が目白押しだし、一年中毎日だれかしら聖人の記念日だったりもする。
    知っておきたい欧米生活文化の基礎、キリスト教の年中行事を歳時記スタイルで大紹介。

    [ 目次 ]
    12月
    1月
    2月
    3月
    イースターと移動祭日および4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月

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    [ 参考となる書評 ]

  • 「歳時記」と銘打っていますので、1か月ごとに主な行事と聖人にまつわる日が解説されています。たとえば、12月3日は聖フランシスコ・ザビエルの日で、彼は日本や中国、インドといったアジアの守護聖人だそうです。「『クリスマス休暇』っていって、なぜ外人(キリスト教徒)はあんなに休むのか?」「『イースター』って春休みのこと?よくわからん!」と、いろいろよく分からないながらやり過ごしていました。

    翻訳小説の中でも、「聖○○の名にかけて」といわれても、響きはいいけどいまいち理解しづらい…と、キリスト教の中の「共通語」が見えないときに便利な本です。新書ですので、気楽に読めます。面白さという意味ではちょっと欠ける点があるようにも思いますが、調べものの資料としてもかさばらずに手元に置ける1冊です。

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