なぜ日本人はイラクに行くのか (平凡社新書 264)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582852646

作品紹介・あらすじ

泥沼化するイラク情勢-自衛隊の派遣、人質事件、ジャーナリスト・人質の殺害事件等、もはや他人事ではすまされない。イラクツアーを組んだ旅行会社社員、NGOメンバー、親日家のイラク市民、サマーワからのラジオ中継を続けるお米屋さん、四人の自衛隊員、拘束された安田純平さん、人質となった今井紀明さん、射殺された故橋田信介さんの妻・幸子さん、作家の雨宮処凛さん。イラクを訪ねた理由、現地で見たこと、感じたことは何か?一二人の声を重ね合わせる中に、「イラクの真実」が見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • イラクに行った人12人へのインタビュー集。イラクで3人が捕まった時期には、ほかにも大勢の日本人がイラクに入国しており、ツアーを組んだ旅行会社まであった話などにびっくりする。イラク戦争前後のイラクのイメージがずいぶん変わる。

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著者プロフィール

愛媛県岩城島生まれ。
米国コロンビア大学大学院ジャーナリズム科修了。青年海外協力隊員としてエチオピアに3年暮らす。カメラマン生活約15年を経て、現在は東京新聞記者。海外取材は、激動期の東欧、湾岸戦争、カンボジア、ルワンダ、アフガニスタン、イラクなど、約60カ国に及ぶ。1993、94年、東京写真記者協会賞受賞、1996年開高健賞受賞。
著書に『なぜ日本人はイラクに行くのか』(2005年、平凡社)、『漂泊のルワンダ』(1996年、TBSブリタニカ、2006年、牧野出版)など。
ドキュメンタリー映画『笑うイラク魂』『アフガン戦場の旅』『戦場の夏休み』などを監督。
ウェブサイト◎http://yoshi.net

「2007年 『「平和憲法」を持つ三つの国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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