ニッポン不公正社会 (平凡社新書)

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  • 平凡社 (2006年3月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582853124

ニッポン不公正社会 (平凡社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 社員が働かないから赤字なんだといった富士通の秋草社長は、電電公社の秋草総裁の息子。富士通はこの御曹司を入れたことで、もう電電ファミリーから一生離れない。
    現在の二世、三世議員は内務官僚から代議士になった人らの息子ら。

  • [ 内容 ]
    結果の不平等、格差ならまだ仕方がない。
    しかし、いまの日本社会は、自由競争の名のもとに、世代を超えて格差が温存される“不公正社会”にされようとしている!
    『機会不平等』『しのびよるネオ階級社会』などで日本の格差拡大に警鐘を鳴らし続ける二人が、そのイカサマな構造にするどくメスを入れる!
    勝ち組・負け組をはなから決めつけるのは誰か?
    格差拡大のペテンを衝く渾身の対談。

    [ 目次 ]
    第1章 機会不平等からネオ階級社会へ
    第2章 仕事はいま、どうなっているのか
    第3章 若者が不気味だ!?
    第4章 英吉利見聞録
    第5章 プロたちに明日はない!
    第6章 「空気」のファシズム

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • この本も購入してから長らく積ん読してあった一冊。斎藤氏の主張は、他の著作でおおよそ分かるが、林氏の本は読んだことがなかった。

  • 田原総一朗への退場勧告―佐高信の政経外科X〈10〉


    09年1月1日より更新。

    図書館で借りた。

    カーニヴァル化〜よりもこっちの方が軽くて面白いYO!

    人生訓と言うか、生き様が見えて面白い。

    フリーターとフリーランスの違いは、理由をつけるならたくさん挙げられるだろう浮けど、共感したのは

    フリーランスは、その目標に関わった仕事をしてる人のことで

    フリーターは、別のアルバイトをいて、目標を追っている人(まだまだ何もやっていない人)のことだという一説。

    ジャーナリズムとは何か、ということを、フリーで活躍してきた人が定義していたあたりは、自分の考えを構築する上で参考になる。

    対談形式で書かれていて読みやすかった。朝日新聞のCS3か条のくだりも、新聞やマスコミのあり方を考える上で重要な箇所だと思った。

  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">斉藤貴男はもうはっきりしている。支配者の見下す視線が何よりも嫌い。「王様の優しさ」に嫌悪する。格差社会が悪いとか良いとかではない。スタートラインが違う競争で「勝ち組」「負け組」などといっても、そもそも八百長レースじゃないか、ということ。一方、林信吾はよくわからない。住んでいたことのあるイギリスについては一家言あるようで、世代論にもこだわりを感じる。全共闘運動から会社人間へと転がった団塊世代。そのジュニア世代はキレやすく、オヤジ狩りにはしる。親世代はいったい何を教育したのか、と。印象に頼るのが世代論の頼りなさだ。根拠がない。何となく当たっているのだが、それでは血液型占いと同レベルではないのか?</DIV>

  •  「日本社会が目指しているのはアメリカ社会の一部になるということ」というのは納得。そのアメリカ社会の基本原理は新自由主義であり、それは社会ダーウィニズムと同義だというのもうなづける。対談形式のこの本が一貫してテーマとしているのが、不公正な競争原理に支配された格差社会であり、それはイギリスのようなストレートな階級社会よりも問題があるということ。そして現在の格差社会が進むと日本も再び階層分化が進み、イギリス的な階級社会になるだろうと指摘する。
     「ジャーナリストは権力に逆らうことをもってアイデンティティがある」という斎藤氏のジャーナリストとしての著作を今度は読んでみたい。「わかりやすさ」が第一の価値になってしまっている社会に生きる者として。

  • 斎藤貴男と林信吾が、いわゆる格差社会について対談するという内容。<br>
    私の不勉強を恥じるしかないのだが、論が政治的な話題に及ぶと、理解できない部分も多かった。<br>
    マルクス主義やら新自由主義やら保守主義やら、この本だけでなく他にも様々な本でよく見かける単語だが、それが何であるのかほとんど理解できていない状態。<br>
    社会について深く知ろうともせず、内外の動きはテレビニュースや新聞の見出しだけでざっと概観するのみ・・・という生活を続けてきてしまったのだから仕方のないことかもしれないが。<br>
    『下流社会』のように、具体的に「ある階層に属する者は○○を好む」などと単純な因果関係を示してもらわないと理解しにくいと感じてしまう、自分の手軽なマニュアル思想とも言うべきレベルの低さに愕然とした。<br>
    少なくとも、政治的あるいは経済的な思想の概略だけでも、それらの拠り所となっている書を読むなりして知識をつけてから再読したら、また違った発見があるかもしれない。<br><br>
    『格差の根絶など不可能だ。問題は格差そのものではなく、もともと存在する格差を、国家が積極的かつ強権的に拡大させていこうとする不公正な暴挙にある。生まれつきの環境による有利・不利の存在をないものであるかのように装い、誰もが同じ条件で競争できているかのように見せかけるイカサマの卑劣にある。』(後書きより抜粋)<br>
    今は、この言葉になるほど・・・と頷くのみ。

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