陸軍中野学校 情報戦士たちの肖像 (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582853353

感想・レビュー・書評

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  • 陸軍のダミー会社『昭和通商』が満州や中国で行っていた阿片と金塊の取引については、中野学校の卒業生がおおいに関わったという話。
    関係者の肉声を集めたという点が本書の最大の価値と思う。

  • 陸軍中野学校の概要や活躍、教育などを知りたくて読んだが、中野学校雑記といった風で、正直期待外れの本だった。

    メモ
    吉原国体学 吉原正巳
    俣一戦史 二俣分校の概要を一期生がまとめた本
    中野の教えは、死でなく生き残ること 死は絶対に駄目だ。生きて任務を遂行せよ
    落花流水→諜報宣伝勤務指針
    秘密戦概論 中野学校で使われた戦術のリメイク
    中野学校 秘密戦のノウハウを活かせ 秘密戦天馬グループ

  • 感想未記入

  • [ 内容 ]
    昭和十三年、諜報、謀略、防諜活動のための工作員養成を目的に作られた陸軍中野学校。
    謀略戦のプログラムを習得した戦士たちはそれぞれの戦地で、各種工作に従事した。
    彼らは中野で何を学び、その後いかなる活動を行っていたのか。
    そして戦後に何を遺したのか。
    知られざるスパイ学校の実態と、謎の国策会社「昭和通商」との関係を探る。

    [ 目次 ]
    序章 幻の商社「昭和通商」
    第1章 知られざる阿片ビジネス
    第2章 陸軍中野学校の誕生とその教育
    第3章 陸軍中野学校と太平洋戦争
    第4章 特務機関の栄光と挫折
    第5章 陸軍中野学校が戦後に遺したもの
    終章 中野学校終焉の地を訪ねて
    付記 ワシントンで繰り広げられたソ連の秘密戦

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著者プロフィール

斎藤充功(さいとう・みちのり) 1941年東京市生まれ。ノンフィクション作家。東北大学工学部中退。陸軍中野学校に関連する著者が8冊。共著を含めて50冊のノンフィクションを刊行。近著に『陸軍中野学校全史』(論創社)。現在も現役で取材現場を飛び回っている。

「2023年 『日本の脱獄王 白鳥由栄の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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