「日本は先進国」のウソ (平凡社新書 424)

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582854244

作品紹介・あらすじ

日本は先進国、なのだそうだ。だが、われわれは「先進国」で享受すべき「豊かな暮らし」をしていると言えるだろうか?環境、労働、福祉、教育、男女関係、政治…現代日本のさまざまな矛盾が、われわれ国民に覆いかぶさっている。こんな日本が「先進国」と言えるのか?現状を問い直し、とるべき道を示す。

感想・レビュー・書評

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  • 日本は先進国、なのがそうだ。だが、われわれは「先進国」で享受すべき「豊かな暮らし」をしていると言えるだろうか?環境、労働、福祉、教育、男女関係、政治。。現代日本のさまざまな矛盾が。われわれ国民に覆いかぶさっている。こんな日本が「先進国」といえるのか?現状を問い直し、とるべき道を示す。

  • 日本は経済力だけでは先進国であるといわれるが、本当は
    全くの虚像であると断言。様々なジャンルごとに問題点を
    あげて容赦なく追求する。これを読むと気分が沈むのは
    確実。
    ・労使問題の解決を図る
    ・政治の適正化
    ・地方分権の推進。

  • 確かにほかのレビューにもあるように、「言いたいことはわかるのだが、少々理論の飛躍にすぎて短絡的」といわざるをえない部分は多々あった。
    ただデータなどを見ていると、この国には「このままではいけない」ことが多くあることは瞭然で、それをかじるにはいい本だと思う。
    まるごと信じるわけにはいかないが、部分部分では的を得ている。

  • ステレオタイプな話と引用の乱発で途中でギブアップしました.
    いろいろ詰め込もうとした努力は見えるけれど.
    著者なりの掘り下げをもう少し期待してたのだけれど.

  • 官僚、政治のダメさはもう仕方がないと諦めざるを得ないのか。
    本を読んでいくと本当に情けない国だ、と悲しくなる。
    まずは地球環境のために電気をまめに切りましょう。そうしないとまたあの暑い夏がやってきてしまいます。恐ろしいことですよ。

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著者プロフィール

1953年、埼玉県生まれ。帯広畜産大学教授(哲学・思想史)。
著書に『福沢諭吉と帝国主義イデオロギー』(花伝社)、『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集――「国権拡張」「脱亜」の果て』(明石書店)、『天は人の下に人を造る――「福沢諭吉神話」を超えて』(インパクト出版会)、『人にとってクルマとは何か』(大月書店)、『野蛮なクルマ社会』(北斗出版)、『クルマが優しくなるために』(ちくま新書)、『クルマ社会と子どもたち』(岩波ブックレット、共著)、『男権主義的セクシャリティ』(青木書店)、『クルマを捨てて歩く! 』(講談社プラスα新書)、『道路行政失敗の本質』(平凡社新書)、『レイプの政治学』(明石書店)、『「日本は先進国」のウソ』(平凡社新書)、『AV神話』、『買物難民』(大月書店)、『カント哲学と現在』(行路社)、『「買物難民」をなくせ! 』(中公新書ラクレ)、『逃げられない性犯罪被害者』(青弓社、編著)、『「3.11」後の技術と人間』(世界思想社)など。訳書にH・J・ペイトン『定言命法』(行路社)。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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