伝説の日中文化サロン上海・内山書店 (平凡社新書)

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著者 : 太田尚樹
  • 平凡社 (2008年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582854367

伝説の日中文化サロン上海・内山書店 (平凡社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 内山完造氏の生涯が、交友のあった中国文人とのエピソードとともに語られている。動乱の時代、両国の橋梁となった氏の厚い人柄があふれていた。思想が統制される厳しい環境で、善悪正邪をよく理解し、「やるべきことをやる」精神には頭が下がる思いだ。今年初めに魯迅公園周辺を散策したが、その時に読んでおけばよかった。

  • 中国の歴史を大きく変えた上海の日本書店。

  • [ 内容 ]
    大正から昭和初期の上海で、文化サロン的な役割を果たした伝説の書肆「内山書店」に焦点を当て、対華21ヵ条要求から日中戦争へと続く、日中両国の関係が最悪だった時代のなかで育まれた、両国文化人の交流を描く。
    激動の時代に築かれた日中友好の架け橋。

    [ 目次 ]
    第1章 内山完造と上海
    第2章 日本から来た文人たち
    第3章 左翼運動に走った日本留学組
    第4章 魯迅と内山完造
    第5章 尾崎秀実とスメドレー
    第6章 左翼作家連盟の人々
    第7章 芸術劇社の人々
    第8章 動乱の渦中で
    第9章 魯迅の死と冬の時代
    第10章 終戦と復活した交流

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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 内山書店の店主内山嘉吉は自ら多くの著作を残しているが、その評伝はこれまで1冊を除きなかった。本書は、内山が上海でいかにして日中の文化人から信用を得、日中の友好のかけはしとなったかを、そこに出入りした日中文化人たちの行動を通して描く。ぼくはその信用の根本に内山の気前のよさがあるように思う。ぼくたちも若くお金があまり自由でないとき、あるなじみの本屋は、掛けでたくさん本を売ってくれた。ある本屋さんは、ぼくが就職するとき30万以上も借金があったほどだ。それだけ掛けで本を売ってくれるところは今はないだろうし、ぼく自身そういうことをしなくなった。内山さんはそういう商法で逆に日中の知識人の信用を得たのである。そしてその気前のよさが、みんなを近寄りやすくさせた。要するにけちのまわりに人は集まらないということだ。もちろん、たかるだけでは乞食だが。

  • 神保町すずらん通りにある、中国関連書籍を扱う内山書店のショーウインドウにあった本。
    タイトルが気になったので買ってみた。

    戦前の上海で、ある商人が書店を開く。やがてあつまる各国の知識人。
    魯迅もその一人であった。
    主の内山完造と魯迅、尾崎秀美、スメドレーなど、「魔都」上海を舞台に、
    不穏な足音が近づく時代ながらも、人と人の行き交う街で交わされる言葉と人間愛。

  • 前々回の訪中時に上海で内山書店跡や魯迅故居に行きましたのでかなり身近に読めました。詳しくは<a href="http://d.hatena.ne.jp/rockfield/">こちら</a>です。

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