ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)

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著者 : 百島祐貴
  • 平凡社 (2010年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582855081

ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 文庫サイズで200ページちょいしかないですが、中身はかなり充実。医学の進歩・発展において重要なさまざまなテーマについて、簡潔ながらしっかりとまとめられています。

    個人的には温度基準の発明、血圧測定の歴史、顕微鏡を発明した人物の秘密主義によって顕微鏡の発展が100年近く滞ったこと、コッホの三原則、結核治療とシャーロック・ホームズの生みの親との関係、麻酔薬の発明、あたりの章が特に面白かったです。

    内容もさることながら、各章で取り上げたテーマや史実についての脚注や参考文献、参照サイトのURLがきちんと巻末にまとめられているのがポイント高いです。自分の気に入ったテーマに関しては、この脚注からさらに読書を広げていくのも一興でしょう。

  • 医学の進歩の陰にある、様々なドラマを25話収録。おどろきの裏話の連続で飽きない。華岡青洲の話など。201406

  • ひとつひとつがタンパクに書かれている。

  • なんやかや医学の歴史を紹介していて面白く読める。
    特に古代ギリシアあたりの、まだ近代医学が萌芽すらしていなかったような時期の医学が興味深い。

  • 医学にまつわるエピソード集。良書。

  • 医史学の本と言うと、確かにあまり見かけないので面白く読めた。
    有名な逸話の本当のところ、過度に日本人の功績を評価しない実直さも好感。
    特許で取らなかったことで人類が物凄く助かっている、という発見が多いのに驚嘆、現在を振り返り嘆息。

  • 成毛眞さんが『面白い本』で紹介していたので買いました。副題にある通り面白エピソード満載で、それでいて単なる話のネタではなく発明・発見のあらましが分かるようになっています。医学には全くの門外漢なのでこんなことを言うのもなんですが、近代以降の超重大発見は大体取り上げているのではないでしょうか。良い本です。

  • サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」「暗号解読」との衝撃的な出逢いから四年余り。その後、同作のような page turner との遭遇なし。
    佳作をひとつ。
    本好きのためのサイトを運営する成毛眞氏(元マイクロソフト日本の社長)の「面白い本」(岩波新書)の紹介。
    『ペニシリンはクシャミが生んだ大発見』
    シロウトにも楽しめる医療機器や治療法の開発史。
    例えば、麻酔の発明では…
    1740年に創立されたロンドン王立病院の手術室は最上階にあり、大きな鐘がぶら下がっていた。
    その理由は?
    最上階で外の明るさを取り込みやすいこと。
    泣き叫ぶ患者の声が外に聞こえないこと。
    鐘はオペレーションベルと呼ばれ、痛みに耐えかねて暴れる患者を押さえつけるためのスタッフを集めるために鳴らされた。
    麻酔が実用化されるまでの手術光景。
    軟性内視鏡が発明される以前の硬性内視鏡のエピソードもスゴイ。
    だって曲がらないんですから。
    リアル・ホラー短編集みたい。
    惜しいのはショートストーリーの積み重ねであること。
    新書だから仕方ないんですが。
    サイモン・シンのように、多彩な人物、発見、発明、エピソードを歴史の時間軸上に並べて紹介しながら、相互の関係にも触れつつ、一大長編にまとめあげる…というような醍醐味はなし。
    ま、しゃあないです。

  • 医学に興味を持って接するにあたっての、導入医学史としては適任な書かもしれません。

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