- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582855272
感想・レビュー・書評
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“基礎が大切なのはわかるけれど,基礎に「とらわれる心」や「こだわる心」が表現力をみがくことの足枷になることがある,と僕は思うのです。ではなにが大切なのか。それは,「なにをしたいのか」「なにを表したいのか」という自分の思いです。それがないと絶対に人の心を動かすことはできません。”
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読書録「上機嫌のすすめ」3
著者 武田双雲
出版 平凡社
p133より引用
“ やりたいことが見つからないのではなく、
いまやっている仕事を好きになればいいので
す。”
目次から抜粋引用
“上機嫌力をアップさせよう
路上で感じた多くのこと
書から学んだ上機嫌の心
上機嫌はスキルだ
人生は変えられる”
書道家である著者による、日々を楽しく過
ごすための気持ちの動かし方について記した
一冊。
著者が書をしたためる目的から人生をより
良くするための行動まで、実体験を元に書か
れています。
上記の引用は、目の前の事を好きになるこ
とについて書かれた項での一文。
言うは易く行うは難しという言葉が、ピタリ
と当てはまる言葉ではないでしょうか。
こういう考え方を逆手に取って、人を言いよ
うに働かせようとする人たちがいるから、ブ
ラック企業やバイトが存在するのかも知れま
せん。しかし、ある程度何かをやり続けない
と、そのことの面白さを知れないこともある
のでしょう。面白くなる前にやめるのはもっ
たいない、というような話が、志村けん氏の
「変なおじさん」に書かれていたと記憶して
います。
書かれてあるとおりに出来るかは分かりま
せんが、日々を少しでも楽しいものにしたい
人の参考にはなる一冊ではないでしょうか。
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オオツカ君の「た」
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あるものねだり
なんでもゲームだと思う
何よりも毎日、楽しく生きている人が1番すごい -
「著者紹介」が想起する「武田双雲像」と、本書の中身が全然違っていて、笑ってしまった。もちろんそれは悪い意味ではなくて、本の中身の方が、断然身近で、等身大に感じられて、心に響くということ。
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筆者は書道家なのに、社会人になってNTTで働いていたんだ。どうしてNTTになんか就職したのだろうか。冷かしだろうか。違和感を感じていたと本書では述べているが、それなら最初から就職しなければ、良いのに。このような堕落者を採用しなくてはならないNTTも可愛そうだ。
浪費はマイナスだが、投資は希望です。いい言葉だ。
上機嫌でいて楽しいことは間違いない。上機嫌に生きていれば、たいていのことは笑ってすごせるだろうな。