日本統治下の台湾 (平凡社新書)

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著者 : 坂野徳隆
  • 平凡社 (2012年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582856644

日本統治下の台湾 (平凡社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 大きなタイトルがついてるけど、サブタイトル「風刺漫画で読み解く」が本書の内容を正しく言い当てているような気がする。国島水馬という画家が『台湾日日新報』で描いた風刺漫画から、日本統治下の台湾の実情をつまびらかにしている。だから日本統治下の台湾についてある程度知っていないと読みにくい。関東大震災のおり、「『高官の紹介状』という刀と『義捐金募集』のピストルを突きつけられた台湾紳士が『命だけはお助けを』と嘆願する」風刺画が印象的。「義理で損する金だから、と渋る紳士の会話」など思わず笑ってしまった。先日の東日本大震災における義捐金の実はどうだったんだろうと思ってしまう。戦争に突入する1940年以降、国島の活動はわからなくなる。表立って漫画が発表できるってのは、言論の自由が保障されている証左なんですかね。

  • 読了。

  • 副題「風刺漫画で読み解く」が柱ですがネット掲載のタイトルには反映されないのね。なのである意味雑談風でその点では庶民感覚でおもしろかった。あと誤植が気になりました。

  • 台湾は親日的と言われることが多いですが、本書を読んでいると、よくこれで台湾の人が親日的な態度を取ってくれているなあと感心してしまいます。それだけ後から入ってきた国民党がひどかったということなのでしょうか? さて本書は台湾の新聞に描かれた風刺漫画を題材としているため、台湾を取り巻く国際情勢、歴史的な流れというものにはそれほど紙幅を割いていません。従って、当時の歴史を背景として知っていないと、やや理解しづらいところがあるかもしれません。

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日本統治下の台湾 (平凡社新書)の作品紹介

大正期、一世を風靡した風刺漫画。当時、日本の統治下にあった台湾においても、内地からやってきた無名画家・国島水馬によって新聞風刺漫画が初めて導入された。大正デモクラシー全盛期からその終焉まで、激動する台湾にはその素材となる矛盾と軋轢が溢れていた。約二十年間にわたって描かれた風刺漫画に映し出された植民地の実像。

日本統治下の台湾 (平凡社新書)はこんな本です

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